『普通はつらいよ』(斎藤一人):普通じゃなくて、人として成長したい人が読む本
2017/10/19
目次
普通はつらい…人として成長するには、”感謝のプロ”になるしかない!
(僕の所有本)
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
今回は斎藤一人さんの本『普通はつらいよ―おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ』をご紹介します。
(斎藤一人さんについては、斎藤一人さんってどんな人?:人生に迷った人に気づきを与えてくれる成功者をご覧ください)
この本は次の人にぴったりだと思っています。
- 普通で終わりたくない人
- 不幸がつづいている人
なぜ私たちは”普通”なのか?
なぜ不幸が続くのか?
この2つの問いに対してシンプルに答えてくださってるからです。
「普通」の自己啓発本のような内容ではなく、笑いを交えた楽しい読み物になっています。
『普通はつらいよ』の一部抜粋
いつものように本書の一部を抜粋してご紹介します。
皆さまのお役に立てれば幸いです。
【足の裏の皮にだって感謝する】
感謝というのは、特別な「いいこと」にするものではなく、今あるものにすることです。
私はこの前、ちょっと怪我をして、足の裏の皮がむけたのです。
足の裏の皮のことなんて、ふだんは感謝してないでしょう?
しかし、足の裏の皮は、非常に重要なの。
足の裏の皮がないだけで、すごい大変なことになるのです。
私も気がついていなかった。
あの皮がないだけで、歩きづらいし、痛いし。
だから、感謝とは、今あるものにするのです。
たとえば、夏場には普通にクーラーをかけます。
しかし、そんなクーラーでも、徳川家康だってかけたことがない(笑)。
秦の始皇帝もかけたことがない。
【神社でお願い事をしてはいけない】
神社に行ったら、お願い事をしてはいけません。
これは覚えておいてくださいね。
神社は、お願い事をするところではないのです。
「うちの息子が大学に受かりますようにお願いします」とお願いしても、それはあなたのご先祖さまに願っていることを忘れないでください。
そのご先祖さまは、大学に行っていないかもしれませんから(笑)。
それに、今さらそんなことを急に頼まれてもできません。
「息子は大学に行く年まで無事に生きてこれました。ありがとうございます」
ーーこう、お願い事をするのならばいいのです。感謝を口に出して言うと、もう一回、感謝をしたくなるようないいことが必ず起きます。
日本は言霊の国だから、言ったことに魂が入ります。
だから、感謝している人は、ずーっといいことが起こるようになっているのです。
【あなたの天職を教えます】
私は、「天職」についてよく質問されます。
「自分の天職はなんでしょうか」と。
天職なんてないのです。
答えが早いでしょう(笑)。
天職などないのです。
目の前のことを一生懸命やっていると、それが天職になるのです。
【病気になったら家の中を見渡す】
先の見通しがきかない人がいます。
そういう人の家に行くと、必ず窓が汚いのです。
それで、先の見通しがきかなくなってしまっている。
これからは、おかしな病気になったら、「家の中、きれいだろうか?」と、まず考えてみてください。
雑然とごちゃごちゃものが置いてあるような、物置か家かわからないようなところに住んでいてはいけません。
そういう家の人は、だいたい神経をやられ、ノイローゼになります。
「トイレが汚いとお金が入ってこない」と、最近はよく聞くようになりました。
そうしたら、トイレばかり掃除している人がいます。
ほかも掃除しないといけません(笑)。
『普通はつらいよ』(斎藤一人)を読んだ人の声
(本には講演会のCDまで付いています!^^)
こちらはAmazonレビューから抜粋したお客様の声です。
3つご紹介しておきます。
(『普通はつらいよ』は30件以上のレビューがついてます)
【何度みても面白い】
面白いので色々な人に貸していたら返してもらえなかったので(又貸しで紛失)二度めの購入です。
久々に読みましたがやはり面白かった(^-^)
手元に置いて、人生に行き詰まったとき、何となく不満を抱いたときに何度でも読み返しています。
【普通はつらいよ ということは】
普通のことしか考えなかったら、普通の結果にしかならない。
普通ではない結果を得たければ、普通じゃない風に考えなければならない、ということでしょう。
しかしそれをあからさまには言わず、読者が無意識に そのことに気がつくように述べられている本、といえるかも知れません。
【大事なお子さんがいじめにあっていたら】
「学校でみんなにいじめられても、お母さんだけはどんなときもあなたの味方なんだ。それが親の愛なんだと伝えてあげてください」
「ひどいいじめにあってるのに、子供さんを学校へ行かせないでないでください」
「(ひどいめにあっているのに)学校へ行けなんて、そんな親にならないでください」というメッセージに心が熱くなりました。
いじめにあってるお子さんを救ってあげられるのは、やっぱり親御さんの愛情なんだと胸が熱くなりました。
結局、考え方を変えないと、行動が変わらないし、結果も変わらない
僕たちはどうやら、現実をありのままに見ているのではなく、”考え方”というフィルターを通して現実を見ています。
(情報のウソ、ホント。見極める力~意見と事実の違い~)
例えば、友人が待ち合わせ時間に5分遅刻したという現実があったとします。
「いかなる理由であれ、待ち合わせは1分でも遅刻してはならない」という考え方の人は、遅刻された現実に苛立ちを覚え、よくない出来事が起きたと考えるでしょう。
「別に仕事でも大した用事でもないし、少しくらい遅れることもあるか」という考えの人は、遅刻された現実に苛立ちを覚えることはなく、よくある出来事が起きたと考えるでしょう。
つまり、現実に対しての解釈は、考え方によって色づけされているのです。
(認知再構成法(コラム法)のやり方~あなたのその考えはほんとうに正しいのか?~)
あなたに不幸が続くのは、あなたの考え方が不幸を引き起こしているのかもしれません。
だから、考え方を変えてみようよ!という提案をひとりさんはしておられる、ということです。
おわりに:考え方がネガティブすぎて”うつ”になった
【闘病記】うつ病と顎関節症で詳しく書いていますが、僕は7年以上うつ病と顎関節症に悩まされました。
(結局、顎関節症ではなかったのですが)
世の中で一番不幸なのは自分だと思い込んでいました。
世界は楽しいものではなく、苦しいものだと思っていました。
しかし、その考え方が自分を苦しめていたのです。
(「病は気から」~うつ病になりやすい性格をアンインストールする~)
人は他人に傷つけられるより、自分で自分を傷つけるほうがはるかにダメージが大きくなります。
自分で自分を追い詰めた結果が”うつ病”でした。
そして、この本に出合い、考え方を変える努力をするようになりました。
もちろん、考え方を変えただけでは結果は出ません。
病気を治したいと考えても、治療という行動をしなければ実現しないのが地球という星です。
ですから積極的に治療をしていきました。
カラダだけでなく、ココロ(考え方)も、です。
(うつ、人間関係でお悩みの方へ~気にすることなく善を行いなさい~)
うつ病にまでならなくても、あなたの考え方が自分自身を苦しめているかもしれません。
そして、きつい言い方ですが、不幸をつくっているのは自分自身かもしれないのです。
幸せになれる考え方を身につけていきたいものです。
本日もありがとうございました。
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