うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

*

『ゆううつ部!』 (東藤 泰宏)~うつ病OBによる克服体験まとめ本~

   

ゆううつ部!

(ぼくの所有本)

あなたのつらい症状を克服した人がみつかる!

こんにちは、青年A(@seinen1234)です。

今回は、今ぼくが最も注目しているサービス「U2plus うつ病症状の予防と回復、再発防止をサポート」を運営されている”東藤 泰宏“さんの著書をご紹介します。

うつ病を克服した”一般の人”のストーリーをまとめた本

「あとがき」で著者も同じことを言ってますが、
うつ病をカミングアウトして自伝を出した人って、有名人や名の通った人ばかりだ。

ぼくも含め、多くは一般の普通の人です。

ごく普通の人が「どのような経緯でうつ病を発症し、どのようにして克服していったのかな?」
この本が生まれたのは、こんな疑問からだと述べられています。

この本では9人の一般人のストーリーが描かれています。
ーーーーーーーーーーーーー
1.33歳男性コンサルタント 昌弘さん
~ある日会社でカップラーメンを食べようとしたんですが、なぜかカップラーメンの作り方がわからないんです~

2.27歳女性看護学生 千明さん
~その先に向かうものというのが想像できなくて、これからどうなるかわからない不安も……不安が、すごく強かったですね~

3.18歳受験女子学生 ヒカルさん
~黒髪とすっぴんで外に出ると、周りの人から笑われているような気がしてきて‥‥素のままの自分をさらすのがとても恐ろしく感じます~

4.24歳就活女子大生 木本さん
~「ひとつの正解を選ばなきゃ」っていう思いがなくなったんですよね。大人に相談すれば「正解」にたどり着けると思っていたんです~

5.38歳メーカー技術職 小日向さん
~やっぱり大きいなと思ったのは、リワーク施設で一緒にがんばっていく仲間がいたことです~

6.58歳主婦 池田さん
~今日洗濯しなくても、明日でいいって思えるようになったのは大きいです~

7.29歳男性起業家 安田さん
~自分がマネジメントをしていく上では、うつ病になったことが活きているかもしれない~

8.26歳元ガングロギャル エリカさん
~周りが盛り上がっていくのに、私はどんどん冷静になっていくんですよ。--なんですかね、あの、取り残され感~

9.50歳男性DTP技術者 米倉さん
~それまでは本当に、死んじゃおうと思っていたので。だからお金も使えちゃったんです~
ーーーーーーーーーーーーーー

年齢も性別も立場も違う9人のストーリーを読むことで、
あなたの状況と似た点や克服法が見つかります。

うつ病で苦しんでいるのは、僕だけじゃないないやん。
同じように辛い経験をしたけど、治った人がいるんだ!」と勇気づけられます。

いつものように本書の一部を抜粋してご紹介します。

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<はじめに>
ぼくは会社員として働いていた数年前にうつ病となった。
脳みそにセメントを注ぎ込まれたように思考力が低下し、鉛のように体は重くなり、逃げるように会社をやめた。それまでに描いていた人生から転げ落ちたと思えた。

うつ病は孤独な病気で、周囲に理解してもらうことも難しいし、仲間と「どうやって回復したか」「何がよかったか」「社会にはどう戻ったか」といった情報を共有する機会が滅多にない。
大切なことを教えてくれる、うつ病のコミュニティがあれば…と考えて
「ゆううつ部」という言葉が生まれた。

この本は、ポプラビーチというサイトで掲載した、うつ病で苦しみ、そこから立ち直って社会に戻っていった人たちのインタビュー集だ。

みんなに「うつ病になっても回復はできる」「もちろん幸せになることだってできる」と思ってもらえたらうれしい。

<昌弘さんのお話>
・月間400時間オーバーの労働と孤立感
・カップラーメンのつくり方がわからない
→ある日、夜遅く会社でカップラーメンを食べようとしたんですが、なぜかカップラーメンのつくり方がわからないんです(笑)
気づいたら涙が出てきました。「自分はどうなってしまったんだろう」と不安になりました。

・常に38度の高熱にかかっている感じ
東藤:うつ病がひどかったときというのは、どういう症状が現われていましたか?

昌弘さん:うーん…何もできない。

東藤:ベッドからも起き上がれない状態ですか?

昌弘さん:起き上がれないですね。常に38度の高熱にかかっている感じです。

頭は動かないし、体もすごく重たくて。お風呂も入れない。なんとかトイレに行くだけでしたね。
・「復職したら働けるだろう」と思っていた
東藤:その大変な状況からどうやって元気になっていったか、というところをお聞きしたいのですが。

昌弘さん:じつは復職してからも、ずーっと体調はよくならなかったんです。

・不安を感じない時間をつくる
東藤:では、そこからどうやって回復していかれたのでしょうか?

昌弘さん:今振り返ると、将来の不安とか仕事への不安っていうのを、
考えないでいい時間をつくれていたからだと思います。 

東藤:「不安を感じない時間をつくる」ために具体的にどんなことをしていたんですか?

昌弘さん:ちょっといい自転車を買って、調子のいいときに乗るようにしました。
ちょっとずつアクティブな時間がつくれるようになって、だんだんといいほうに向かった気がします。

・得意分野のプロジェクトに任命
昌弘さん:復職期間がはじまってから1年半で、ようやくふつうの勤務時間になりました。 

東藤:なるほど!体力的に回復してきたあとで、仕事に対して大きな自信をつけることができた。

昌弘さん:大変な仕事でも、自分がしっかりと活躍できているのが実感できました。
それがすごくプラスに働いて。「長時間労働も耐えられる」「会社にも貢献できる」「自分はがんばれる」ということが完全な自信になりました。

・完全に回復したあとの生活

東藤:今はもう、うつ病は回復されていると聞いています。

昌弘さん:回復したと医者に言われて、1年3カ月になります。

東藤:その後も診察はしていないし、薬も飲んでないんですよね。

仕事でも、ふつうにバリバリと働けていますか?

昌弘さん:ええ、バリバリ!

・うつ病を経験して思うこと
昌弘さん:今振り返ると、病気になったことで、へこんでいる人に対する接し方とか、メンタルケアを含めたマネジメントをするにはどうすればいいかとか、そういうことまで考えられるようになりました。
マイナス面は非常に大きかったものの、結果プラス面がなかったかといえばそうじゃなくて、自分の幅が広がった部分があったかなって。まあ、今となっては、ですけど。

東藤:病気は、なければない方がいいものですけど、
回復できるのであれば悪くない気も、ほんのちょっとしますね。

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昨日ではなく1カ月前の自分と比較する

上記の引用は、本書のほんと一部だけご紹介しました。

うつ病の原因は、脳内の何らかの異常です。
うつはこころの病気というよりカラダの病気だと思う

しかし、脳内の何らかの異常は、ストレスによってもたらされます。

そのストレスは人間関係かもしれないし、コンプレックスかもしれないし、他の何かかもしれません。

人によって違うものです。

本書「ゆううつ部! (一般書)」では、
様々なストレスへの対処法がリアルな体験談とともに語られています。

そしてうつ病を完治された方全員が
うつ病を経験して得られたことがあった」とコメントしている点も印象的でした。

・うつ病に悩んでいるご本人
・その周囲で支えている親しい人たち

におすすめの一冊です。

Amazonレビューの声も参考になります。

具体的なエピソードに励まされました!
自分も軽い鬱の経験があり、身近にも鬱病に苦しんでいる人がおります。
鬱病の専門書などは今まで何冊も読んだことがありました。
この本は、知識ではなく「人」に焦点をあてて、それぞれの人(年齢や職業が様々な人たち)がどういう経緯でうつ病になり、またどう回復していったかをとても具体的に記してあり、
わかりやすかったです。

 <今日も一日生きのびられたね
どん底期にこういう本があったらかなり救われただろうなあ。
活字になってると、ついさらっと読んでしまうけど、著者はじめみなさんそれぞれにはいつくばってきてるんだよね。
POPな装丁と構成で読みやすいからなおさらさらーっと読んでしまうけど、
でも、経験してるとじわじわくる。よく生きのびてきたよね。あなたもわたしも。

勇気が出るよ。
ゆううつ部部長の、あくなき挑戦に感動し、「うつ病だって、未来は明るい!」って思える本です。
イラストがセンスがよくて、装幀もものすごく凝ってます。たくさんの人に読んでほしい。

ゆううつ部!

 

東藤 泰宏”さん(U2plus
2008年IT業界勤務での過労からうつ病を発症。
大学を中退し、つかみかけたキャリアも崩壊して”すべて終わったな”と絶望する。
動けなくなって1年半ニート生活を送る。

症状が落ち着いてきた頃、周りを見渡せば、うつ病で大変な思いをしている人が非常に多く、
うつ病は日本社会の問題点だと気づく。

「うつ病の人にWEBで認知行動療法を提供する」と、うつ病が治らないまま「U2plus」を創業。
ビジネスプランコンテストで優勝し、起業資金を得る。
(応募の頃も体調もメンタルもフラフラで、最終審査のプレゼン後に倒れる)

応援してくれる仲間や専門家に恵まれ、現在、8500人を超えるユーザーが集まるサイトに成長。

うつ病患者やその家族らが情報を集めて作る百科事典サイト「うつペディア」や、
カウンセラーによる電話相談サービス(有料)も開始。

「うつ病患者だけでなく、患者をサポートする家族やパートナー同士が交流できる仕組みを作りたい」と、今後も無理のないペースで前進を続ける予定。

本日もありがとうございました。

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青年A

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