うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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【うつ病の問診】実はうつ症状が再発の防波堤になっている│その理由と症状との付き合い方

   

精神的なストレスに気づけない人は危ない

こんにちは、青年A(@seinen1234)です。

本日は、うつ当時の問診のやり取りを記載した問診ストーリーです。
(「【問診】うつ、顎関節症の問診記録」)

体が鉛のように重たいという症状に苦しんでいた時期で、その症状との付き合い方を先生にお聞きしたときのやりとりです。
「鉛様麻痺(鉛様疲労)=体が重い」は非定型うつだけじゃない!│定型うつの症状でもある

苦しいうつ症状をどのように捉えるのか…

皆さまの参考になれば幸いです。

よろしくお願い致します。

うつ病の問診

青年A

体調に関しては特に変わりはなくて、「体が重たい」という症状と「股の違和感」、「顔周りの筋肉の緊張」というその3つが気になりますね。

逆にそれ以外はもう意識していないです。

ただ最近はちょっと不安があって、WEBのスクールに行ってるんですけど、あと2か月で修了なんです。
【うつ病の問診】うつ病からの社会適応は「職業訓練」から始めてみては?~青年Aはそうしました~

で、今の体調のまま仕事に就いてもいいのかなっていうのが不安ですね。

ちょっと回復のペースが遅いかなって。

先生

そうですね。

家ではどんな感じですか?

青年A

家では、まあ月曜から金曜まで学校なので、朝8時くらいには出て夜8時くらいに帰る生活なので、あまり家にはいないですね。

体調でいえば「体が重たい」ていうのが1番きついですね。

腰から下の神経とか筋肉がずっと固まって緊張している感じです。

先生

まだ症状が残っていますので、この先のことを考えたら不安ですよね。

実際、日常生活では問題ないし学校に行くのはなんとかなってますけど、仕事ってなるとまだ厳しいかもしれません。

まだちょっと焦らんほうがいいかもしれません。

青年A

そうですね。

やっぱり実家とはいえ、自分の懐具合も寂しくなってきてまして(笑)。

あと今まで親に迷惑をかけてきたので。

日常生活で問題ないので仕事もできるだろうって親は思ってしまうと思うんですね。

そのへんが、どうすればいいかなって思ってしまいます。

先生

そうですね。

以前もお話したかもしれませんが、精神的なストレスを精神的なものと捉えることが出来たらそこまで深刻ではないんです。

体の症状に転換して病気を警告してくれているので、結構問題は深刻なんです。

個人の精神的なストレスや深刻さに気付けていないんです。

赤信号を体が出してくれてるわけです。

その赤信号(体の症状)を「取ろう」と思わんほうがいいですよ。

自然になくなります。
うつ病の症状に対応する5つの心構え:時間を味方につけるということ

どうしても体の症状が取れないから社会復帰が出来ないと考えがちだけど、社会復帰をしないといけないと強く思いすぎてるから症状が取れないんです。

今ある症状が、病気なのにやりすぎないブレーキの役割になっているんです。

逆にいうと、体の症状が今後のひどい再発の防波堤になっているということです。

そう考えるのが良いでしょう。

青年A

なるほど。

症状自体が楽なものではないので。

先生

こういう体の症状が出ない人もいるんです。

どうなるか?

過労死です。

心筋梗塞とか、くも膜下出血とか。

そういう人を調べてみると、やっぱり相当なストレスがかかっていたのにストレスの自覚が乏しいというデータが出ているんです。

青年A

そうですね。

治療としては「体が重たい」というのはノルアドレナリンがどうこうて書いてあるのを見たんですけど、このままSSRIのレクサプロでOKでしょうか?

先生

以前使っていたSNRIのサインバルタでも良いですが、変えるときに少ししんどいかもしれません。

青年A

体が重たいという症状がノルアドレナリンが関係するかもしれないので、そちらにも効果を発揮するSNRIに変えたら症状が和らぐのかなと思って聞いてみました。

先生

そうですね。

ただそんな単純な話ではないんです(笑)。

青年A

そうですか(笑)

ではこのままで良さそうですね。

先生

そうですね。

青年Aさんに対して想定していたより効果があるので。

なのでこのままでいきましょう。

東京から帰ってきはった時に比べたらすごく良くなっているわけです。

なので知らん間にだんだん良くなっていきますから。

こういう過程が一番良いんです。

いきなり回復する人は危険なんです。
【うつ病の問診】うつ症状を1日単位でみるのではなく、1,2か月単位で見ると良くなっているもの

なので確実に回復に向かってますよ。

焦らんようにね。

青年A

分かりました。

ありがとうございました。

おわりに

僕は高校3年生の時にうつ病になりました。

いや、当時は鬱病という病気を知らなかったので、単なる体調の不調だと思っていました。

この症状=うつ病と言い切れる病気ではないので、骨折→整形外科みたいにすぐに病気であること、どこの病院に行けばいいかが分からなかったのです。

WHOがうつ病の未治療率を56.3%と推定したことから、どれだけの人が病院までたどり着けていないかが分かります。

うつ急性期やひどいときは、嬉しい、楽しい、悲しいといった喜怒哀楽を感じなくなってしまいます。

精神の動きがなくなってしまったようになるのです。

なので精神的なストレスに鈍感になります。

その結果、精神に大きな負担がかかっているのにそれに気づかず活動を続けてしまって、悪化してしまうパターンが多いようです。

今治療している方は、うつ症状がなかなか消えずに苦労しているかもしれません。

しかし、そのうつ症状には終わりがあります。
うつ症状はいつのまにか改善されている:その理由と改善方法

今はその症状が、心の防波堤になってくれているんです。

まだバリバリ動く時期ではないとカラダが知らせてくれているのです。

焦らず、ゆっくり治していきましょう。

ありがとうございました。

 

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