【うつ病の問診】うつ病からの社会適応は「職業訓練」から始めてみては?~青年Aはそうしました~
目次
うつ病からいきなり仕事はむずかしかった
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
本日は、うつ病当時の問診のやり取りを記載した問診ストーリーです。
うつ病の問診ストーリーは「【問診】うつ、顎関節症の問診記録」にまとめていますので、またご覧ください。
本日のテーマは「うつ病からの社会適応は職業訓練から始めてみては?」ということです。
本日もよろしくお願い致します。
うつ病の問診
青年A
まあいつも通り顔周りの筋肉の緊張と下半身の体が重いという症状の2つがやっぱりキツイですね。
(うつ病の症状の1つとして体が重く感じることはよくある症状)
まあ毎回の事なんですけども。
ただ昔みたいに「目が開きにくい」というのと醜形恐怖はほとんどないですね。
(『身体醜形障害』(鍋田恭孝)~醜形恐怖が1番分かりやすい本~)
悪いところばかりに目がいきがちなんですけど、回復してるところもあるなと思うようにしています。
あとは変わりそうなことと言えば、2月から職業訓練という形でWEBのプログラミングの勉強をすることになりました。
先生
いいですね。
青年A
そうですね。
月曜日から金曜日まであってテキスト代と交通費は自腹になっちゃいますけど、今WEBに興味があるので勉強させてもらおうかなと。
先生
何らかの方法で社会適応していかないといけないんですけど、いいきっかけになりそうですね。
青年A
そうですね。
いきなり働くとなると自信がないので、スクールに通いながら学べたらと思います。
先生
いい流れですね。
完全に不快な身体症状が取れるのはまだもうちょっと先なんでしょうけど、いい状態で進んでいますね。
青年A
そうですね。
精神的に絶望するであったりとかすぐにイライラしてしまうとかっていう症状はわりと抜けてきてるんじゃないかな~って思います。
(うつ病で意味もなくイライラしてしまう…。その原因と5つの対処法)
先生
良いことですね。
東京から戻ってきはった時の頃を思えば、順調に回復していますね。
(入社1年で退社が決定)
青年A
その時に比べたら、すっごく今のほうが良いです。
雲泥の差です。
先生
でもまたがんばりすぎると体調が悪くなってしまうので、力入れすぎやんとじっくりいきましょう。
青年A
そうですね。
いつもおっしゃっていただいてありがとうございます。
僕、いきすぎてしまうんで(笑)
先生
次の再発の予防をどうするかっていう意識でいかれたほうがいいですわ。
青年A
なるほど。
先生
特に次やることが決まった以上はね。
その時にガーっと頑張りすぎないようにしましょう。
青年A
自分のコントロールですね(笑)
先生
そうですね。
ちょっとずつはやっぱり社会的な活動に向けていけないといけないので、それは仕方がないですね。
青年A
そうですね、ありがとうございました。
おわりに
僕は新入社員で東京に行ってから1年ちょっとで退社することになりました。
深刻なうつ病のためです。
詳細は「【闘病記】うつ病と顎関節症」で書いていますが、退社して8か月は何も出来ず、ただただ生きていただけでした。
しかし、薬物療法、休養、環境調整、認知行動療法などを行うことで、ちょっとずつではあるけど、少し動いてみようかなと思えるくらいには回復していったのです。
しかしまだ「働く」なんて出来るはずがないと思いました。
アルバイトでも出来ないと思いました。
ちょっと立つだけで、すぐに疲れてしまうからです。
うつ病を経験した人なら分かると思いますが、あの体が重だるい症状が1日中続くのは本当に耐えられないですよね。
そこで、まずは職業訓練から始めました。
ハローワークの職業訓練は、訓練にもよると思いますがしっかりしています。
僕が通ったコースは、フリーランスで実務の仕事をされてるプログラマー、デザイナーの方が先生となって教えてくれました。
月曜~金曜まできちんと授業があり、本当に為になりました。
WEBサイトをどのように作るのか、どのようにデザイン、コーディングするのかを学べましたし、何より仲間が出来ました。
毎日少数で授業を受けるのは高校以来でしたので、親密な仲になれて、今でもちょくちょく会います。
手に職つけるというか、費用もかからないはずなので、一度ハローワークの職業訓練表をご覧いただくのはどうかなと思います。
職業訓練との出会いで、新たな職業にチャレンジするきっかけになるかもしれません。
そして病気の回復とともに、新たな知識や経験がついてる実感を得て自信がつくかもしれません。
僕はすごく良かったですよ。
うつ急性期から脱して、いきなり仕事はできないな~とお思いの方は、職業訓練を選択肢の1つとして考えるのが良いでしょう。
本日もありがとうございました。
青年A