うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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【うつ病の問診】うつ症状とどう付き合うべきか?│忘れるんじゃなくてむしろ観察する

   

うつ症状

こんにちは、青年A(@seinen1234)です。

今回は、うつの先生の問診記録です。

うつ症状をどう捉え、付き合っていくべきかをお聞きしましたのでお伝えしていきます。

それではよろしくお願い致します。

うつ病の問診

青年A

特に(症状に)変わりはないですけど、下半身を中心に体が重たい症状と顔周りの筋肉の緊張が最後まで残っているかなっていう状況です。

生活としては朝6時30頃に起きて9時に出社し、18時頃に仕事が終わる生活をしています。

わりと規則正しい生活だと思います。

先生

そうですね。

いい感じですよね。

青年A

そうですかね。

先生

まあ残っている症状に関してはね、あんまり消そうと思わんことです。
【うつ病の問診】うつの症状を消したい消したいと思ってはいけない

青年A

そうですね。

いつも教えてくださる事ですよね。

先生

そうです。

これさえなくなれば…という感じになってくるですよね。

青年A

確かに。

先生

体が緊張している状態は自然なことかもしれないっていうふうに考えると良いかもしれません。

それを取り除かないといけない敵みたいに捉えるんじゃなくて、むしろ記録しておこうといった感じで。

「顔のどのあたりが緊張しているんだろうか」とか「うまく言葉で表現できるだろうか」とか「なにか緊張させてる物質を物に例えたら」とか、そういったふうに色々考えてみるんです。

それが最終的には(症状が)なくなる方法なんで。

青年A

物質っていうのは例えばどんなものですか?

先生

例えば、(顔に)鉄板が入ってるような、とか。

鉄板が入っているんだけど、(顔の)表面は弾力があって、とかね。

これは実際に他の患者さんが言っていたことです。

青年A

すごい、詩人みたいですね(笑)

先生

そうですね。

なんか、今の症状をうまく言うたろっていうね。

そんなふうに考えるんです。

いつも患者さんに言うんですけど、Englishという単語を忘れようと思っても絶対出来ないですよね。

気にならんようにするにはどうしたらいいか?

徹底的に分析するんです。

忘れてくださいと言われても出来るもんじゃないです。

最終的には気にならなくなるんですけど、最初はきっちり観察する。

つらく感じるかも分かりませんが、大体みなさん忘れようとするんです。

青年A

そうですね。

嫌なものを忘れようとするのは人の自然な気持ちですよね。

先生

そうですね。

短期的には成功したりするんで、そこが厄介だったりするんです。

青年A

ちょっと成功すれば、これいけるんじゃない?って思いますもんね。

先生

そうですね。

それで間違った学習になってしまうんです。

忘れよう忘れようと思ってしまって、逆に記憶してしまうという。

青年A

なるほど。

忘れようと思っても忘れられないのでむしろ観察するんですね。

今の症状をおもしろく表現してみたりして。

先生

そうですね。

ギャグみたいな感じで。

取り除かないといけないと思うとしみつくという特性があるんで。

人間のエラーなんです、思考の。

本当は忘れたいこと忘れられたらいいですよね。

青年A

はい。

先生

しかし現実はそうならないですね。

パソコンでいうエラーなんですね。

deleteボタン押してるのに文字が増えていくようなイメージです。

青年A

そうですね。

他の患者さんはうつ症状をどんな風に表現したりしていますか?

先生

色々いますね~。

体のダルさで言えば、「ずぶ濡れのようにダルい」とか、布団から起き上がるときに「背中と布団が張り付いているようだ」とかね。

青年A

文学的ですね(笑)

先生

そういうのを聴くとこちらとしては感心するんですけどね。

そういうのを言いだしたら「だいぶ良くなってるな」と感じます。

そういうのを探してみてください。

青年A

なるほど(笑)

ありがとうございました。

おわりに

うつ症状を消そうと意識しすぎないことが大切ということでしょうか。

まずは観察することが大切なのかもしれません。

本日もありがとうございました。

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