丸岡いずみさんがうつ病を克服した方法:お薬と十分な休息が基本ですね
2017/10/08
丸岡いずみさんのうつ病
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
本日は「今気になる★芸能情報」の気になったニュースをご紹介します。
丸岡いずみさんについては「『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』(丸岡いずみ):日テレキャスターの壮絶うつ闘病記」で紹介していますが、人気のタレント、フリーアナウンサーですね。
笑顔がかわいくて表裏なさそうな表情が人気を集めています。
そんな丸岡さんですが、壮絶なうつ病を経験されていたのです。
記事の内容を抜粋してご紹介していきます。
きっかけは東日本大震災
重度のうつ病にかかってしまった原因は、2011年に起きた東日本大震災。
被災地の惨状を目の当たりにしているうちに精神的な負担が次第に重くなり心のキャパシティを超えたそうです。
食事がとれなくなる、眠れなくなる症状が出始め丸岡いずみさんは内科を受診します。
この時には自律神経失調症と診断され、現地でのリポートなど精力的な活動の影響の原因で疲れがたまっているだけと思った丸岡いずみさんは、働き続けます。
しかしその後も簡単な漢字が読めなくなる症状が出始め、原稿にふりがなを振って本番に臨んでいましたが、限界を感じたため東京を離れて実家の徳島に帰ります。
食欲がとれなくなる、眠れなくなるという症状はうつ経験者の方はうなずけるのではないでしょうか?
ちなみに過食、過眠になるうつ症状もあります。
(うつ病の過眠と治療法:うつの睡眠障害は不眠だけではない)
そして最初は風邪かな?などと思い、内科を受診するのはよくある受診パターンですね。
すぐに心療内科・精神科にたどり着ける方はごくわずかです。
(治療開始が早いほうが良いのは言うまでもありません)
簡単な字が読めなくなる症状は共感できます。
僕も急性期は同じ症状に苦しみました。
(入社1年で退社が決定)
うつは「気の持ちよう」では治らない
自宅での療養していたものの、症状は悪化するばかり。
大学で学んだことのある認知行動療法を用いて自分で治そうとしたそうです。
認知行動療法というのは考え方を柔軟にして受けるストレスを軽くして、規則正しい生活を送る中で自身が楽しめる活動を積極的に行っていく療法です。
認知行動療法は良い治療法ですが、それだけではうつは治りません。
うつは脳内の異常というからだの病気なので、気の持ちようでは治らないのです。
お薬の治療と並行して認知行動療法を用いるのが一般的です。
(認知行動療法とは?~認知行動療法を世界一分かりやすく解説しました~)
心療内科・精神科はこわいところではない
うつ病の原因の症状の特徴ともいえる記憶力や集中力の欠如は、自分の力で克服するには限界があるそうです。
症状が悪化してきた丸岡いずみさんは入院治療を余儀なくされます。
この頃になると非現実的な妄想がひどくなっていたようです。
心療内科・精神科というと、うつむいて生気を失った人達がいっぱいいるところという先入観があるでしょうか?
僕はありました。
しかし、実際はそんなことはありません。
一見するとどこが病気か分からないような人達ばかりです。
普通の内科と変わりません。
ですので、心療内科・精神科を受診するのをためらう必要はないのです。
(うつ病の病院選びにお困りの方へ:うつ経験者が選び方を教えます!)
うつ治療の基本は「お薬」と「休息」
処方された薬を必ず飲んで十分な休息をとることがうつ病の回復のカギになると丸岡いずみさんはご自身の著書で伝えています。
睡眠をしっかりとって脳を休めて、活動意欲が出てきたら楽器演奏やガーデニング、塗り絵など、楽しみながらできるリハビリをすることが、うつ病の症状が原因で低下した脳機能を回復させるにはことにつながると言われています。
うつは脳内の何らかの異常ですので、お薬の助けは必要です。
(うつ治療のメインは薬物療法~抗うつ薬が効く理由~)
しかし、お薬だけで治らないのがうつ病の厄介なところです。
必ず休息が必要なのです。
(うつの休養の仕方~休養は治療の1つです~)
必要というより必須です。
疲れ切って動かなくなった脳を再起動させるには十分な休養が必要です。
おわりに
丸岡いずみさんの本『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』はすっごく参考になりますよ。
「『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』(丸岡いずみ):日テレキャスターの壮絶うつ闘病記」で内容を紹介していますので、またお読みいただければと思います。
ありがとうございました。
青年A