醜形恐怖にも悩まされる日々
2017/10/04
身体醜形障害という名の病
(【体験記2】不定愁訴の原因は顎関節症?というトップページのコンテンツを追加したものです)
歯科医を中心としたドクターショッピング、大学受験のための勉強、足のケガから股の違和感へ~異常事態発生~の股の違和感により、おそろしいほどの疲労感に襲われていました。
疲労で冴えない顔になるし、目が開きにくい症状のため、目が細く小さいように感じ、体が鉛のように重いため、猫背になっていました。
しばらくして異変に気づきました。
自分の顔が変わってしまったように感じるようになったのです。
以前の自分の顔のイメージとかけ離れた姿が、鏡に写るんです。
あまりに醜く、不細工で、鏡を直視できなくなってしまいました。
鏡に写るのが怖いのです。
醜い姿を目にすることになるので。。
自分の顔(顔面)に神経がいきすぎて四六時中、顔のことが気になり、人様からどのように思われているのか、「不細工と思われていたら、どうしよう」と。
電車の中も恐怖でした。
ドアが開いて人が入ってくるたびに「僕のことを気持ち悪いと思ってるに違いない。怖い」と、他人を異常に意識してしまっていました。
そのうち人と顔を合わせることも怖くなり、人と会わず、メガネを常につけるようにもなりました。
こんなふうになってしまった原因を知りたく、「顔 病気」、や「顔 恐怖 醜い」などで検索していたことを覚えています。
すると、「身体醜形障害」という病気の存在を知りました。
病名が見つかると、なんだかホッとしました。
(身体醜形障害と治療法~僕は鏡にうつる自分に絶望していました~)
医者に病名を告げられるのは怖いですが、原因不明で病名が付けられないことの方がもっと怖いのではと思いました。
※身体醜形障害
→極度の低い自己価値感に関連して、自分の身体や美醜に極度にこだわる症状である。
原因としては、うつ病や強迫性障害との関連が挙げられる(ウィキペディアより)。
この時ぐらいに、ようやく自分はうつ病かもしれないと疑うようになっていました。
しかし、主原因は「歯のかみ合わせ」「顎関節症」なのではと思い込んでる自分もいました。
それほど、インターネット上に、「歯のかみ合わせ」「顎関節症」が自律神経失調症、不定愁訴と関連ありといった記事が氾濫していたのです。