緊張の糸がプツンと切れる‥襲ってくる不安、多汗、激しい動悸
2017/09/30
苦しみが噴き出してきた
悪魔は突然やってきました。
音も立てずに‥というわけではなく、僕はその音に気づきませんでした。
頭が上手く働かない、体が重い、顔、口周りの筋肉が緊張する‥
そういった症状があったのに、新社会人としての緊張感からか、体が悲鳴を上げていることに気づきませんでした。
そしてあの日がやってくるのです‥
2014年6月のある日‥
朝起きると心臓がバクバクする、体が鉛のようで動くことが出来ないのです。
そして、周りに僕1人しかいないことに異常な不安感を覚え、死ぬほどの寂しさ、消えてしまいそうな感覚に襲われました。
突然のことだったので、意味が分かりません。
異常なのです。
なんとか起き上がり、会社に行きました。
辺りがまぶしく感じ、室内なのにサングラスが欲しいくらいでした。
肩(特に左肩)、腰が凝り、下半身の筋肉の異常すぎる緊張も出てきました。
そして、大学1年生で克服したはずの「股の違和感」も再来し、不定愁訴のオンパレード。
なんでこんなことになってしまったのか。
絶望で体が震えました。
しかし、それ以上に、1人でいることに耐えがたい不安と寂しさを感じました。
しんどいはずなのに、会社にいるほうがマシでした。
1人じゃないからです。
東京への1人暮らしで、こちらに友人がまだ少ない状況です。
土日祝日を1人で過ごすことがどれほど恐ろしかったことか。‥
僕は、この不定愁訴の原因を「顎関節症」だと考えました。
「噛み合わせ 顎関節症 東京」などと検索し、自宅近くの歯医者で診察してもらいました。
「両奥歯2本が、奥に若干倒れている」とのことです。
咬合治療や顎関節症の本格的な治療は大学病院ですることになるらしく、大学病院へ紹介状を書きますよという言葉を受け、この医院を後にしました。
そして、大阪福島区のあの歯科医院でもう一度見てもらうことを決意しました。
ここから、土日で東京ー大阪間を往復する生活が始まるのです。‥
前へ(どん底を経験、みじめな思い、自分の仕事の出来なさに愕然とする)