うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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歯科医院長が入院、調整されないマウスピース(スプリント)

      2017/10/05

調整されないマウスピース

その週の土曜日にマウスピース(スプリント)の調整をしてもらう予定でした。
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しかし、木曜日に実家から電話がありました。

「歯科医院長が入院されて、1か月程お休みされるみたいです」と。

絶望‥という言葉が適切なのか、心臓の鼓動がドクドクと激しくなり、全身の血の気が引いて意識が飛びそうでした。

マウスピース(スプリント)が僕の生命維持装置のように思っていたので、それの調整がないと体調不良がひどくなると考えていました。

家で泣き崩れました。

しかし、家で1人でいることも恐怖だったので、その週の土日も実家に帰省はしました。

砕けたマウスピース(スプリント)を持って。。

自宅ではひたすら寝ていました。

なんで僕はこんなに歯のかみ合わせ、顎関節症で体調を左右されないといけないのだと悔しくなりました。
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そして僕は人生に絶望していました。

いや、絶望を感じるほど頭が回転していなかったのかもしれません。

ただ何も考えることなく、疲れ切った体を休めるしかありませんでした。

地獄の中にいました。

入院している歯科医院長に電話をしてそちらまで行きますので、マウスピース(スプリント)調整をしてくださいと言ったこともあります。

しかし器具が入院している病院になく、また外出許可も出ていなかったので、それは出来ませんした。

インターネットで「噛み合わせ 歯」や「顎関節症 うつ」、「噛み合わせ 自律神経失調症」などと検索するとそれらが関係あるような記事でいっぱいです。

僕はそれらの記事を見るたびに、「歯のかみ合わせとうつ、不定愁訴。自律神経失調症とは関係あるのだ」と思いこみました。

うつ病の薬を服用していることは、大学時代から内緒にしており、そのことを親にまだ話していませんでした。

しかし、もう話さないといけないと思っていました。。

前へ(マウスピース(スプリント)の再開)

次へ(負のスパイラル、力量不足の医院、悪徳医院)

青年A

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