うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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受験ストレス、うつの一因 親の対応は? ~子どものうつ病とその対応~

      2016/05/29

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(画像引用元:apital 朝日新聞の医療サイト様

 「勉強しなさい!」その言葉…言ってはいけません

本日は朝日新聞の記事をご紹介致します。

この記事で、子どものうつ病と親の対応について考えてみたいと思います。

受験ストレス、うつの一因 親の対応は?

勉強が手に付かない、イライラして人や物に当たる……。
10代の「うつ」への関心が高まる中、受験が子どものうつの一因となり、
心身の不調を引き起こしていると指摘されている。
これから本格的な受験シーズン。子どもの心の変化にどう対応するべきなのか。

横浜市中区の「猪子メンタルクリニック」。
児童精神科の同クリニックには、小学校高学年の児童が多く通ってくる。

猪子香代院長によると、抱える事情は様々だが、中学受験や、中には小学受験をきっかけに
うつになったとみられる子どももいる。

「塾に通いながら一生懸命勉強しても報われず、疲ればかりがたまるケースなどが、
うつにつながっている」という。

 受験が子どものストレスになる点は、かつても同じだった。
一方で近年は、親子関係の変化が大きな影響を与えているという。

猪子院長は「少子化で、子ども一人ひとりへの親の期待や要求が大きくなっている。
子どももそうした期待に沿おうとするため、苦しくなる」と指摘する。

東京都内には、「受験うつ」を専門に掲げるクリニックもある。
東大の向かいにある「本郷赤門前クリニック」。

全国から大学受験を控えた高3生や浪人生らが、
カウンセリングや無理のない勉強方法の指導などを受けに来る。
開院は2007年。ここ数年、受診者は増え、今は年間約300人に上る。

受験関連の著書も多い吉田たかよし院長(51)によると、受験うつという病名はないが、
同クリニックでは受験期のうつをそう呼んで対応している。

「ジェットコースターのような成績の急降下」が兆候の一つ。
勉強の成果が出ず、自身のイメージと現実の「ギャップ」を感じた時などに生じやすいという。

近年、国内でも子どもの心の健康度の調査が進み、
複数の調査で、抑うつ傾向を示す子どもが一定数いることがわかっている。

北海道学校保健審議会が12年にまとめた報告では、
調査対象となった道内の小・中学校、高校の4学年で、
およそ8人に1人の割合で抑うつ傾向がみられた。

県のスクールカウンセラーなどとして多くの子どもに接してきた
臨床心理士の小見祐子さんは「近年は子どもの耐える力が弱くなってきている」とみる。

そのうえで「親ではなく、自分のための受験と考えられるようにすることが大事。
親は子どもの好きなこと、得意なことを見つけ、それを進路選択に生かしてあげるべきだ」
と助言する。

猪子院長は「うつになると考えが狭くなって悲観的になりがち。
大人がそれに巻き込まれるのではなく、結果が出なくても『そんなこともあるよ』
『いくらでもやり直せるよ』という柔軟性のある見方を示してあげてほしい」と話す。

(詳細は、こちら

自身のイメージと現実の「ギャップ」を感じた時などに生じやすいという言葉は特に印象的です。

僕にも思い当たる節があります。

僕も受験期にうつ病にかかりました。

高校3年生の時…僕はうつ病を発症した

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詳細は「【闘病記】うつ病と顎関節症 」で記載していますが、
僕は高校3年生の時にうつ病を発症しました。…が、うつ病とは全く気づきませんでした。

大阪の進学校で野球部でした。
最後の夏の大会を目前に足をケガしてしまいます。

レギュラーを奪われないようにと必死でリハビリに励みましたが、
なかなか治りません。

「足さえ治ればヒットも打てるし守備もできるのに…」と奥歯を噛みしめながら、
仲間の野球を見守っていました。

「何不自由なく野球が出来ていたあの頃の自分」と「足をケガしてなにもできない自分」…
まさに「自身のイメージと現実の「ギャップ」」に苦しんでいました。

おまけに高校3年生で本格的に受験シーズン。周りが勉強に力を入れ始めていました。

朝7時頃学校へ→学校終了後野球の練習→20時頃帰宅→リハビリへ→22時頃帰宅→勉強→
という生活を続けていました。

足のケガよ治ってくれ…満足に勉強時間も取れず、周りに差をつけられていく…
肉体的な負担より精神的な負担の方が何倍も辛くのしかかりました。

ある時から、股の違和感に気付くようになりました。

ほんとイメージできないかもしれませんが、

内股と睾丸部分がくっついているような不快感を感じるようになっていたのです。

始めは足のリハビリで鍛えたせいで足が太くなり違和感となっていると思っていました。

しかし、それだと僕より足の太い競輪選手やお相撲さんはどうなのでしょうか?

そんな違和感不快感に苦しんでいるわけではありません。

またその頃、光がまぶしく感じる、やる気がわいてこない、
首・肩が異常に凝るといった症状にも苦しむようになっていきました。…

最後の夏の高校野球は出場できましたが、満足に活躍できませんでした。

受験も失敗しました。

浪人生活も頭がぼーっとする中で、死ぬ思いで生きていきました。
(結果、私立大学に入学することになりました)

大学に入ってようやく心療内科・精神科を受診し、うつ病だと分かったのです。

 

「うつ」でお困りの子どもさんへ

受験期は精神的プレッシャーが重くのしかかっていると思います。
まず、あなたはよくがんばっていますね。

あなたは初めての受験でしょうか?それとも何回か経験済みでしょうか?

高校受験と大学受験は特に厳しいものです。

もしかすると第一志望の学校に合格しないかもしれません。

しかし、それは大きな問題ではありません

僕は第3志望の大学に入学しました。

結果、本当に楽しい大学生活を送りました。
仲間に恵まれ、美しいキャンパスに魅了されました。

もう一度人生をやり直すとしても、
あの時第一志望だった大学ではなく、今の大学を選択するでしょう。

人生万事塞翁が馬」なのです。

このことわざの意味は国語の時間に習ったかと思いますが、
何が幸せで何が不幸かは全く分からない」ということです。

努力は大切です。

しかし、努力がすぐに報われるとは限らないのがこの現実です。

しかし、巡り巡ってあなたは報われます。

まいた種は刈り取られるのです。

うつ病にかかるお子様は真面目で良い人が多いようです。
反面、考えすぎたり自分の考え方にこだわりすぎて頭がかたい人も多いようです。
(後者は僕に当てはまります)

この痛いほどリアルな現実世界では、AかBかで割り切れることは少ないのかもしれません。
算数、数学のように解が1つに決まることは少ないのかもしれません。

「絶対に名門高校、大学に行かなくては!」という考えは正しいし、正しくないのかもしれません。

名門大学出身でなくても、この世に偉大な業績を残した人は数多くいます。

頭と心をリラックスさせる時間をきちんと取って、マイペースにがんばりましょう!
(あなたを応援しています)

 

「うつ」でお困りの家族の方へ

笑う門には福来る

 

受験期の子どもを持つ家族は同じように精神的プレッシャーを感じているものです。
お父さんやお母さんは特にそうでしょう。

ついつい言いたくなる一言があります。
「勉強してる?勉強しなさいよ」です。

その言葉…絶対に言ってはいけません。

小学校に入りたてで勉強の習慣をつけさせるためならまだしもそうでないならNGです。

子どもは学校や塾で勉強した後に帰宅しています。

家はリラックスするための「安全基地」である必要があります。

外で緊張感を漂わせながら勉強したお子さんにはリラックスする時間が必要です。

それが家です。

勉強しなさいと言いたくなるのは分かります。

しかし、あなた様が子どもの時、それを言われるとムカッときませんでしたか?

人に言われて嫌なことを相手にも言うべきではありません。

「最近勉強で分からないとこない?」「部屋寒くない?」「体調どう?」など、
あなた様は子どもの良きサポーターでなければなりません。

ましてうつ病にかかる子どもの多くが「真面目でいい人」なのですから。

親が子どもにプレッシャーを与えてはいけません。
「よく頑張っている」と励ましてあげてください。

子どもは親の顔色を見ていないようでよく見ています。

親がニコニコしていると、子どもは安心します。

ご家庭ではお子さんをリラックスさせるように努めると良いかと思いますよ!

 

おわりに

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子どものうつ病治療は、大人と同じですので、治療法は以下をご参照ください。
薬物療法~抗うつ薬、抗不安薬~

休養~休養は治療の1つです~

心理療法~自律訓練法~

運動療法~うつの人に運動を強くオススメする4つの理由~

 

今回は子どものうつ病についての記事を書きました。

書くきっかけは朝日新聞の記事を見たことと、僕自身、子ども(高校3年生)の時にうつ病にかかり、
その時の記憶がスッと思い出されたからです。

今回のニュースを読んで思ったのは、
子どもの時にうつ病に気付いてまだラッキーということです。

早期発見&早期治療ができたからです。

僕のように、うつ病と気づかず苦しい思いをしている人がかなりいるのではと思いました。

僕は子どもの頃、親になかなか症状が言いだせなく、またこの症状を言葉にも出来ませんでした。
うつ病という言葉も知らなかったのです。

また親にこれ以上迷惑をかけたくないという気持ちもありました。

足のリハビリでとても心配と金銭的負担をかけていたからです。

だから勉強では良い結果を出して親を喜ばせようと思っていました。

しかし、股の意味不明な違和感に襲われ、それさえもできず、自分の無力感、絶望感に苛まれました。

今思うと考えすぎなのです。

「絶対に○○」や「~でなければならない」といった思考をする癖がありました。

この記事でも取り上げましたが、そういったAかBかとキレイに割り切れる事は
この現実世界では少ないのです。

頭を柔らかく、肩の力を抜いて生きていきたいものですね^^

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