うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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「うつ」は辛いだけじゃない!│うつ病を経験したことで得られた7つのこと

      2016/11/10

うつ病になったからこそ手に入れたこと

こんにちは、青年A(@seinen1234)です。

最近よく拝見しているサイト「せせらぎメンタルクリニック」で掲載されていた記事をご紹介いたします。

「うつ病を経験したことで得られた7つのこと」

著者は、毎日多くの患者様を診察しています。

その中で、多くの患者様が、うつ病を克服し、得られたことをまとめてくださっています。

Ⅰ.人に優しくなれた

Ⅱ.うつ病になりそうな人に気付いてあげられる

Ⅲ.うつ病の方に正しい接し方が出来る

Ⅳ.周囲のやさしさに気付けた

Ⅴ.相手の気持ちを考える大切さを知った

Ⅵ.自分の取り扱い方が分かった

Ⅶ.価値観が変わった

うつ病にかからないに越したことはありません。

しかし、うつ病を乗り越えたからこそ得られるものがあります。

また、以下の言葉にも救われます。

・うつ病は治る疾患です。ということは、うつ病治療には終わりがあります。

治りやすさは個々人で異なるため、比較的早く治る方もいれば、

時間がかかってしまう方もいますが、うつ病は治ります。

だから、いつかは治療が終了になるものです。

うつ病は疾患であり、誰でもかかりうるものです。

一見、メンタルが強そうに見える人だってうつ病になることはありますし、

精神科医でさえうつ病にかかることはあります。
『精神科医がうつ病になった』(泉基樹):うつは”自分には耐えられない変化”が起こったときに発病する

ここから”僕がうつ病を経験して得られた7つのこと”をご紹介したいと思います。

僕がうつ病を経験して得られた7つのこと

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1.このサイト「うつ、顎関節症を直そう」をオープンできた

うつ病・顎関節症で苦しんだからこそ、その想いや考え方、治療法を記事にできています。

うつ病で退職して療養したからこそ、空いた時間でWEBサイトの勉強をすることができました。

体が重く、本当にしんどかったですが、

「同じ病気で苦しんでいる人に伝えたい」

「何かせっかくの時間を有効に活用したい」

とぼーっとする頭の中で思い描いたのです。
うつ病の特徴を知る動画「うつ病を経験したわたしからの大切なメッセージ」がすばらしい!!

今では、うつ・顎関節症で苦しむ方からコメントをいただけるようになりました。

「勇気づけられました」

「これからも続けてください」

といったコメントをいただくと、胸が熱くなります。

2.いろんな価値観を認めることができるようになった

うつ病になるまでは、

・遊ぶことはよくないことだ

・バリバリ働くことが正義だ

・ヘラヘラしてはいけない

といった1つの価値観に縛られ、視野が狭くなっていました。

しかし、よく遊んでいる人のほうが仕事ができたり、

大学の時チャラチャラしてたやつが案外会社で頑張ってたりするものです。

仕事をするだけが人生ではなく、いろんな生き方・価値観を認めることができるようになりました。

3.家事をよく手伝うようになった

うつ病になるまでは、家事は母や妹の仕事と決めつけてあまり手伝いませんでした。

しかしうつ病になって家にいる時間が長くなると、母や妹から、

「洗濯物入れといて」「お風呂沸かしといて」など、結構使われるようになり、

自然と家事を覚えるようになりました(笑)

自分としても、支えてくれている家族に少しでも恩返ししたいと思い、

積極的に手伝うようになりました。

4.明るくなった

意外かもしれませんが、うつ病になる前より明るくなりました。

先ほども触れましたが、うつになるまでの僕は生真面目というか、

・ヘラヘラしてはいけない

・笑わず、苦労するから成長するんだ

といった価値観に縛られ、あまり笑わなかった気がします。

結果、深い友達も作れませんでした。

しかし、うつ病を経験して、今までの自分では駄目だと思うようになったのです。

「笑う門には福来る」~笑いがもたらす4つの効果~」にもあるように、ムスッとしているよりも、笑うほうがココロにもカラダにも良いことが分かっています。

明るく前向きにいれるようになりました。

5.「なんとかなる」ことを学んだ

うつの人にかける言葉~人間万事塞翁が馬~」でも書いていますが、何が幸福で何が不幸かは最後まで分かりません。

日本で生きていれば、”健康で文化的な生活”は保障されるため、なんとかなるのです。

どんなにどん底でも、何とかなります。

そのことを学びました。

6.優しい言葉、前向きな言葉を使うようになった

今までの僕は、人の言葉の上げ足を取ったり、余計な一言を言ったりしてしまっていました。

しかしうつ病を経験し、そうではいけないと思うことで、言葉を変えていきました。
アサーションを知ろう~I’m OK, You’re OK!な表現技法~

言葉を変えると意識も変わります。

そして優しく、前向きな言葉を使っていると、それが習慣となって、

今までネガティブなことを言ってたのが言わなくなるのです。

7.自分と向き合うことができた

うつ病を経験することで、自分と真剣に向き合うことができるようになりました。

「自分は何をしたいのか」

「自分に向いていることは何なのか」

「自分はどんな人生を歩みたいのか」

を考えるようになったのです。

自分は営業に向いていると思っていました。

しかし新卒入社した会社で営業に挫折し、今ではPCを使った仕事をしています。

自分と向き合うことの大切さ…これは今でも続けている習慣です。

終わりに

おわりに

うつ病には終わりがあります。

そして、うつは辛いだけじゃありません!

変な言い方かもしれませんが、うつ病になったんだから、

ただでは起き上がらないぞといった気概を持つことが大切なのかもしれません。

応援しています。

本日もありがとうございました。

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