うつ病患者でも活躍できる職場はきっとある!:ゼネラルパートナーズさんの就職支援
目次
障害を価値に変える
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
本日は、障がい者の就職支援を専門にする人材紹介会社「ゼネラルパートナーズ」さんの記事をご紹介します。
(人材紹介については「元エージェントが語る人材紹介とは?:人材紹介の苦労とおすすめ紹介会社を大公開!」)
うつになると仕事に困ります。
・頭がぼーっとする
・体が鉛のように重たくて動けない
・やる気が出ない
・汗がとまらない
・生きる気力がわかない
といった症状が四六時中続くのですが、周りから理解されないことが少なくありません。
骨折ならギプス姿でお大事にと言えるのですが、うつは傍から見ると”普通”に見えるのです。
そのため、うつは甘えだという思い込みを抱く人もいるのです。
(うつが甘えじゃない理由:思い込みにとらわれてはいけない)
しかしうつ病は病気で、大の大人が働けなくなるほど苦しい症状をもたらします。
症状がひどい急性期はベッドで寝ていることしか出来ませんが、回復期になると少し考える余裕が出てきます。
その時、頭に浮かぶのが「お金の不安」なのです。
うつ病でめっきり失った自信を取り戻すべく、症状があっても働ける職場を見つけてくれるパートナーの存在は本当にありがたいですよね。
障害を価値に変える取り組みです。
(『バリアバリュー 障害を価値に変える』(垣内俊哉):”明けない夜はない”ということ。)
心の病は、めずらしくない
心の病で出社できなくなった──。
職場の関係者や学生時代の友人がうつ病などを発症し、会社を休むようになる。
そんな場面に遭遇したことがあるビジネスパーソンは少なくないことだろう。
症状によっては、精神障害者に認定され、公的機関から様々な支援を受ける場合もある。
前の職場にも今の職場にもいます、体調不良で出社できなくなった人が。
かくいう僕もうつ経験者の1人で7年以上苦しんだエピソードがあります。
(【闘病記】うつ病と顎関節症)
うつ病といった心の病はめずらしいものではありません。
もしかかってしまった場合は、心療内科・精神科を受診し、公的な支援を受けましょう。
障がい者支援に特化した人材サービス会社
様々な障害者に特化した、人材紹介や就職支援のサービスを提供するのが、ゼネラルパートナーズ(以下、GP)だ。
かつて障害者への求人情報の提供はハローワークが一手に担っていた。
そんな中で、GPは2003年にいち早く民間企業として、企業向けに障害者の人材紹介サービスをスタートした業界の先駆者だ。
累計5000人の障害者が同社の支援により就職を果たした。
僕は元人材紹介会社にいたので分かるのですが、障がい者に特化した人材サービス会社というのは非常に珍しいです。
ビジネスにするのが難しいからでしょう。
IT業界特化や金融業界特化といった専門会社は数多くありますが、ゼネラルパートナーズさんの仕事はすっごく社会貢献性が高いと思います。
うつの人を復活させる
13年ごろからGPでは、うつ、発達障害、統合失調症といった精神障害者向けの人材紹介や就職支援施設の運営に力を入れてきた。
就職支援施設では架空の職場で働くことを体験してもらったり、コミュニケーション手法を教えたりしている。
17年3月期は人材サービスで100人、就職支援施設で70人の精神障害者が就職を決める見込みだ。
うつの人がいきなりバリバリ働くのは難しい場合があるので、就職支援施設で働く体験をするのは良いことですね。
僕だとアルバイトをおすすめします。
(うつの復職はアルバイトから始めてみては?おすすめ求人サイトとバイトをすすめる7つの理由)
心の病でも「前向きに働ける」
就職支援施設の利用者の一人で、長年にわたって双極性障害(躁うつ病)に苦しんできた30代の女性は、ある会社の人事部に採用された。
「病気のため月に1日はどうしても気分が悪くなって休まざるを得ないが、周囲が事情を分かってくれている。
前向きな気持ちで働ける」と話す。
こういった理解のある会社が増えることを望みます。
精神障がい者が生き生き暮らせる社会を
一般企業への就職がすぐには難しい人材が働ける職場も作った。
15年にうつ病やひきこもりの人が働くシイタケ生産施設を作り、百貨店などに商品を供給。
18年3月期には黒字化を見込む。
農業参入が目的ではなく、全国の自治体や企業に精神障害者の雇用が可能なモデルを提示することを狙う。
今後は不登校やひきこもりなど、障害とは認定されなくても、「社会の中で悩んでいる不自由な人たちを、これまで培ったノウハウをもとに支援したい」と進藤社長は強調する。
新たな挑戦も始まろうとしている。
うつをはじめとした心の病にかかってしまう人は、もともと真面目で仕事熱心な人が多く、本来の力は高いものがあります。
そういった方々が自信をもって暮らせる社会の実現が必要ですね。
おわりに
僕自身が会社を作ったりするのは出来ませんが、うつについて情報発信することは出来ると思っています。
僕自身のつらい経験から、うつ治療や仕事の仕方、考え方などをこのサイトにまとめていますので、またお読みいただければ幸いです。
皆さまの健康を願って本日も終了とさせていただきます。
ありがとうございました。
青年A