うつ病の寛解(完治)とはどういう状態の事かを解説│症状の無意識化がカギ!
2017/11/07
症状の無意識化
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
今回は完治と寛解は同様の意味で解釈していただければと思います。
(詳しい違いは「わかりやすい!うつ病の「完治」と「寛解」の違い」をご覧ください)
寛解(完治)とはどういう状態のことを指すのでしょうか?
あくまで、私(患者)の意見となりますが、寛解(完治)とは、「全ての症状が意識できなくなった状態(無意識化)」のことだと思います。
うつ病などの精神疾患になると、例えば以下のような症状が出ることがあります。
・体が重い(立っていたり、座っているのがしんどい)
・頭が痛い
・首、肩が凝る
・自分はなんて無価値な存在なのだと思う
・命を絶とうと考えてしまう
・光が異常にまぶしく感じる …など。
(【まとめ】ぼくの鬱病の症状~こんな症状に苦しんでいました~)
これらの症状が、
↓
・体が重い(立っていたり、座っているのがしんどい)
⇒「体が重い」という感覚が消失する
・頭が痛い
⇒「頭が痛い」という感覚が消失する
・首、肩が凝る
⇒「首、肩が凝る」という感覚が消失する
・自分はなんて無価値な存在なのだと思う
⇒「自分はなんて無価値な存在なのだと思う」と無意識に思わなくなる
・命を絶とうと考えてしまう
⇒「命を絶とうと考えてしまう」と無意識に思わなくなる
・光が異常にまぶしく感じる
⇒「光が異常にまぶしく感じる」という感覚が消失する
と、今まで意識されていた全ての症状が消失(無意識化)した状態を寛解(完治)というのではと僕は思います。
(情報のノイズが消えた状態)
もちろんすぐにこの状態に辿り着くわけではありません。
・体が重い(立っていたり、座っているのがしんどい)
⇒「体が重い」という感覚が消失する
・頭が痛い
⇒「頭が痛い」という感覚がまだ残っている
・首、肩が凝る
⇒「首、肩が凝る」という感覚が消失する
・自分はなんて無価値な存在なのだと思う
⇒「自分はなんて無価値な存在なのだと思う」と時々思ってしまう
といったように、1つ1つ、少しずつ症状が消えていくのだと思います。
(【闘病記】うつ病と顎関節症)
もっとも、闘病中は、消えたと思った症状がまた戻ってきたりして嫌な気持ちになることもあるかもしれません。
しかし、オススメ書籍「うつにサヨナラ―「ふさぐこころ」の治し方」にもある通り、どうやら鬱病は、良くなったり悪くなったりを繰り返して寛解(完治)に向かうようです。
気長に、焦らず、治療と休養を続けていきたいものです。