うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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『うつにサヨナラ―「ふさぐこころ」の治し方』(濱田秀伯):うつの本を1000冊読んだ僕が一番オススメする本です

      2016/03/12

うつにサヨナラ
(僕の所有本)

うつは治る病気です

こんにちは、青年A(@seinen1234)です。

ここ数日は寒い日が続いてますね。

暖かくなったと思えば、急に寒くなり…

昔の人はこの春の気候を”三寒四温”といいました。

これはうつの症状にも当てはまります。

うつは、治療を始めれば、どんどん良くなる病気ではありません。

良くなったり悪くなったりをくり返しながら回復していく病気です。

うつを経験した方は、感覚的によく分かると思います。
【闘病記】うつ病と顎関節症

僕は24歳の春に会社を退社しました(入社一年)。

原因はうつ病です。

うつの症状で死ぬほどつらい思いをしていた春に出合ったのが、今回ご紹介する『うつにサヨナラ―「ふさぐこころ」の治し方』です。

うつになってから、1000冊以上のうつ本を読みましたが、いまだにこれを超える本には出合っていません。

それほど強烈で、温かみがあって、知りたいことが書かれていた本なのです。

『うつにサヨナラ―「ふさぐこころ」の治し方』の一部抜粋

僕があれこれ説明する前に、本書の一部をご紹介します。

ゆっくりと読み進めていただければと思います。

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【はじめに】

「うつ」は誰にでも起こる、とてもありふれた、こころとからだの病気です。

そして、きちんと回復する病気です。

さあ、どこからでもページをひらいてみてください。

文字を追うのに疲れたら、ひととき、気に入った絵をながめて休んでください。

【こころとからだはひとつのもの】

こころとからだはわかちがたいもの。

うつがからだの変調を招いたり、からだの不調がこころのバランスを乱してしまうというケースは、けっしてめずらしいことではありません。

たとえば、とても緊張すると、胸がドキドキ、手足がブルブル。

きらいな人と会ったり、いやなことをしなければならないときには、おなかやアタマが痛んだり……。

それは、こころとからだがひとつであるしるしです。

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〇仮面うつ病〇

わたしたちの心身は、ときに仮面(マスク)をかぶり、ほんとうのつらさを隠してしまう場合があります。

からだの不調ばかりが目立つケースを「仮面うつ病」とよんでいます。

うつ病の素顔がからだの症状に隠れ、見つけられなくなった状態です。

【うつ病の回復ステップ】

うつ病が回復していく道のりには、ひとつの大きな特徴があります。

うつ病は、きちんと治療を続けても、右肩上がりに直線を描いて快方へ向かうものではありません。

調子が上下しながら少しずつ、回復していく病気なのです。

症状が、急速に消えていくということもありません。

よくなったかなと思ったら、また悪くなり……。

一進一退をくり返しながら、少しずつ治っていくのです。

【うつ病と分かって一安心?】

こころのつらさも苦しみも、うつ病とわかればほんとうに「ひと安心」です。

うつ病には、きちんとした治療法があります。

そして治療を続ければかならず回復に向かっていく病気なのですから。

うつ病の治療の両輪は、休養と服薬。

とにかく可能なかぎり休んで、きちんと薬を飲み続けるのです。

こころが疲れ果てているのですから、こころを十分に休めてあげる必要があります。

薬を飲み続けていても、こころを休めてあげなければ、うつ病を回復させるのはなかなかむずかしいといえるでしょう。

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【回復までの8つのポイント】

1.「病気」なのだとみとめましょう。

「精神的に弱いから、うつ病になったんだ……」などと、自分を責めたりしないでください。

うつ病は、一生懸命だったこころが、疲れ果てている状態。

きちんと治療を続ければ、かならず回復する病気です。

2、回復までには少し時間がかかります。

治療を続けていても、回復するまでには少し時間がかかります。

もちろん人それぞれなのですが、「休養は最低でも三カ月」がひとつの目安となるでしょう。

3、「休養」は立派な治療法

いくら抗うつ薬を飲んでいても、しっかりと休養しなければ、効果はありません。

患者さん本人に、またまわりの人に、もっとも理解してほしいのがこの点です。

うつ病にとって、休養は服薬と同じくらい大切な治療法なのです。

4、だいじなことは決めないで。

うつ病治療中に、だいじなことを決めないようにしましょう。

たとえば、あとさきを考えず仕事をやめてしまったり、進路を変更したり、離婚を申し出たり……。

5、一進一退で治っていく

6、主治医を信頼する

時間がかかる、一進一退をくり返す……。

そのあせりから「治療法が間違っているのではないか」という迷いが生じることもあるでしょう。

でも、まずは主治医をサポーターとして信頼し、どんなに小さなとまどい、疑問でも、遠慮なく伝えてください。

それでも不安がのこるときは、ほかの専門医に問い合わせてもよいのです。

7、どんなにつらくても、ぜったいに死なない、死なせない。

うつ病には自殺の危険性がつねにひそんでいます。

そのつらさは、人生の中の、ほんのいっときのもの。

「もう消えてしまいたい」という思いは、病気がさせているのですから、

ぜったいに自殺はしないでほしいとねがいます。

8、かぜや疲れにはご用心 

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【「治る」ということの意味】

「うつ病はとても再発しやすい病気」といわれますが、あまり心配しないでください。

「再発しやすい」というより、じつは服薬が不十分だったり、まだしっかりと回復していないのに社会復帰してしまって、症状がぶり返すといったケースが多いのです。

たしかに、いったんは回復したかにみえても、半年から1年ぐらいは「再燃」の危険性がついてまわります。

したがって抗うつ薬は「すぐやめず、減らしながら、続けながら」、日常生活にもどっていきます。

【見守る人たちへ】

うつ病を、ひとりで治すことはできません。だれかの助けが必要です。

だからといって、身近な人たちが、なにか特別なはたらきかけをしなくてはならない……というわけではありません。

うつ病の人は、みんなうしろめたい気持ちをかかえているのです。

早くなんとかしなければと、あせる気持ちもかかえているのです。

それだけに、まわりの人たちの「なんにもうしろめたいことはない」「あせる必要などまったくない」「堂々と休んでいて大丈夫」という配慮で、どれだけホッとできるでしょう。

【エピローグ】

ふさぎこんでいる気持ちがすこしやわらぎましたか。

あなたの大切な人のふさぎこんでいる気持ちをすこしやわらげることができましたか。

しっかりと、治療を続けてください。

かならず回復するのですから。

(『うつにサヨナラ―「ふさぐこころ」の治し方』より引用) 

 

「”うつ病はとても再発しやすい病気”といわれますが、あまり心配しないでください」といってくれる本は今までなかった

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僕の固定観念の鎖をほどいてくれたのが次の文章です。

「うつ病はとても再発しやすい病気」といわれますが、あまり心配しないでください。

「再発しやすい」というより、じつは服薬が不十分だったり、まだしっかりと回復していないのに社会復帰してしまって、症状がぶり返すといったケースが多いのです。

多くのうつに関する本には”うつは再発しやすい病気なので気を付けましょう”とだけ書かれています。

しかし、真実は「再発」というより「きちんと治っていなかっただけ」ということです。

だから、もしかすると「再発」という言葉は正しくないかもしれません。
わかりやすい!うつ病の「完治」と「寛解」の違い

”うつが再発しやすい”と言われると、うつ真っただ中の人は「こんなツライ症状が治っても、また繰り返す可能性があるのか」と思ってさらに苦しくなってしまうことがあります。

僕はうつの時そう思っていました。

けれど、うつはきちんと治る病気です。

そのことは本書でも繰り返し繰り返し主張されています。

だから、「再発したらどうしよう?」なんて考える必要はないかもしれません。

「再発したらどうしよう?」と自然に思ってしまう状態であれば、まだきちんと治っていないのだと思います。

焦らずに治療を続けていくことが大切なのです。

こんな人に読んでほしい!

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うつに関わるすべての人に読んでほしいのですが、さらにターゲットを絞ると次の方にオススメです。

【こんな人にピッタリです!】

・よくあるうつの本に書かれていない対処の仕方が知りたい方

・うつを支える人がどのように接すればいいか知りたい方
「うつ病の人に言っていいこと・いけないこと」(有馬 秀晃)~うつを「言葉」で救う本~

・うつ治療がなかなか進んでいないと思って焦っている方
うつ症状はいつのまにか改善されている:その理由と改善方法

・うつは治療を続ければ必ず治る理由が知りたい方
「病は気から」~うつ病になりやすい性格をアンインストールする~

・自殺してしまいたいほど追い込まれている方
『自殺って言えなかった。』(あしなが育英会):遺された遺族の想像を絶する苦しみ

当てはまる方はきっと救われるでしょう。昔の僕のように。

うつにサヨナラ―「ふさぐこころ」の治し方を読んだ人の声

この本のAmazonレビューを3つご紹介します。

【座右の銘】

最初に手に取ったときの表紙の印象がとても明るくて、今までのうつ病を扱う本とはイメージが全く違った。

内容はわかりやすく、はじめてうつ病になった人や、何よりその家族が持つ疑問を全て網羅しているといっても過言ではなかった。

私は医療従事者であるため、このような本に触れることが多く、心を病む人のバイブルとなるような本を探していたところ、この本に出会った。

うつ病は誰にでも罹る可能性がある心の風邪みたいなもので、そして必ず治るものだという事を再認識させられる。

うつ病かな、と思った瞬間、またうつ病と診断されて戸惑っているとき、家族がどう対応していいか困ったとき、この本がどれだけ役にたつか言うまでもないだろう。

【わかりやすい!!】

某メンタルクリニックで働いています。

うつ病は以前よりも大分認知されてきたものの、患者さんやご家族の方の中には、まだまだ偏見や間違った知識をお持ちの方がいらっしゃいます。

そういった方に、ぜひこの本をお勧めしたいと思いました!!

うつ病の家族や職場での対応についてもわかりやすく書かれていて、専門家にもお勧めの一冊です!!

【詩のような優しい問いかけが、ほっとする。】

この本は、活字が大きくて、行間も多くとってあって読みやすい。

何よりも和み系のイラストと、詩のような優しい問いかけが、ほっとする。

僕なんかよりも上手にこの本を表現してくれています(笑)

・分かりやすい

・絵が癒し系

・他のうつ本には書いていないことが書かれている

・著者の愛情が感じられる

このあたりが、他の本との違いです。

おわりに~うつは治らない病気だと思っていた~

僕は高校生の時にうつ病を発症しました。

高校生の頃は自分がうつ病だと気づきませんでした。

そんな病名すら知らなかったのです。

あとから振り返って、あの時の症状はうつだったなと分かったのです。

一番うつ症状がひどかったのは、新卒入社した会社を1年で辞めた24歳の1年間でした。

”体が鉛のように重い”、”顔周りの筋肉の緊張”の2つの症状が特にひどくて、「一生この症状に苦しんで二度と治らない」と思い込んで絶望していました。

その頃にたまたま近所の図書館で見つけたのがこの「うつにサヨナラ」だったのです。

この本に出合うまでにも、すでに何冊もうつ本を読んできました。

しかし、この本の内容は”目からウロコ”の連続だったのです。

僕は、1度図書館で本を借りて、本当に手元に置いておきたい!と思う本しか買わないのですが、
(たくさん本を読むため、全部買っていると本棚とお金の余裕がなくなるため)この本は、購入して手元に置いています。

お守りみたいなものですね(笑)

僕のつたない文章力でどこまで伝わったか分かりませんが、ほんとにオススメなんです!!

色んな「うつ」「自律神経失調症」「不定愁訴」の本を読んできたが、
「難しくて分からない」「どれが正しい治療法か分からない」「前向きで心癒される内容が知りたい」という方々にはぴったりかと思います。

ご一読されることをオススメ致します。

本日もありがとうございました。

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