【うつ病の問診】うつ症状を1つの感覚として受け入れる│そのうち消えるから
2017/11/15
目次
うつ症状は1つの感覚
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
本日はうつの問診ストーリーです。
精神科の先生とのやり取りを記載していますので、よろしくお願い致します。
うつ病の問診
青年A
特に変わったこともなく、普通に仕事もさせてもらっています。
朝の9時から夜の6時くらいまでですね。
寝るのも10時半とかなので、わりと規則正しい生活をしていると思います。
仕事は自分に合ってるんじゃないかって思ってますし、人間関係で何かトラブルがあるわけでもないので。
(うつ、人間関係でお悩みの方へ~気にすることなく善を行いなさい~)
適度な負荷で仕事をしていると思います。
先生
そうですか。
体の症状はどうですか?
青年A
体の症状は、顏周りの筋肉の緊張と体が重たいというのはまだあるんですけど…
最後はそのくらいかなと思っています。
先生
なるほど。
社会適応できてますし、よく頑張ってますよね。
(【うつ病の問診】うつ症状と付き合いながら社会適応していく大切さ)
青年A
ありがとうございます。
徐々に回復しつつあるかなって感覚です。
先生
体の自覚症状がなくなったわけではないですよね。
青年A
そうですね。
それに関しては以前教わったように「(症状を)取ろう取ろう」と思っても取れるもんじゃないんで。
まあ付き合っていこうというくらいで捉えるようにはしています。
知らん間に消えてるわ~ぐらいに思っています。
(うつ症状はいつのまにか改善されている:その理由と改善方法)
先生
だいぶ症状との付き合い方が上手になってきていますよね。
完全に受け入れてしまえばね。
取ろうと思って失敗して落ち込むという悪循環からは抜け出せるわけで。
これがものすごく消耗するんです。
無力感とかね。
自分批判なんかも出てくるんです。
症状に抵抗さえしなければいいんです。
不快感はあるんですけど、1つの感覚としてとらえて受け入れてしまえば、少なくとも敗北感はなくなります。
青年A
そうですね。
受け入れられるぐらいの症状の弱さになってきているという感じです。
先生
そうですね。
良いことです。
実際、ちゃんと社会適応できてるわけですから。
人間関係もきちんと出来てて仕事も出来るんですから、自信を持っていきましょう。
青年A
はい、ありがとうございました。
おわりに
うつ症状が強い時は、
・こんな症状を受け入れられるか!
・こんな症状と一生付き合ってられるか!
・治る気がしない
と思うかもしれません。
僕はそう思っていました。
その気持ちはよく分かるし無理に受け入れようとは言いません。
しかし、投げやりになって治療や人生を放棄してはいけませんよ。
それだけはしないで下さい。
うつ病であれば、うつ症状は緩やかに回復していきます。
ちょっとずつ、行ったり来たりしながら回復していきます。
(うつ症状の波に乗る方法│運動することで波を小さくできる)
そして症状が弱くなってくれば「うつ症状はあるけどなんとか付き合えるな」と思える日が来ます。
そしてやがてうつ症状が消失しています。
長い闘いになるかもしれませんが、終わりがあります。
今できることに目をむけて生きていければと思います。
本日もありがとうございました。
青年A