うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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『「うつ」道場!』(大野 裕):雅子様の主治医が解説!女性のための‘うつ’対策本

   

「うつ」道場!(僕の所有本)

うつの悩みは大野 裕先生に相談しよう!

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こんにちは、青年A(@seinen1234)です。

本日ご紹介する本は、『「うつ」道場!』です。

大野 裕先生の本は以前にも数冊取り上げています。

大野 裕先生の本>

「うつ」を治す

「マンガでわかりやすい うつ病の認知行動療法」(大野 裕)~やり方がわかりやすく書かれたオススメ本~

「はじめての認知療法」(大野 裕)~まるで教科書!ものすごく分かりやすい認知行動療法の本~

ツレと貂々、うつの先生に会いに行く

大野 裕先生は、うつ病治療…特に認知行動療法で非常に有名な先生です。

日本における認知行動療法の第一人者と言われていて、
明るく優しい人柄もあって、とっても人気の先生です。

皇太子妃「雅子」様の主治医としても知られていますね!

本日は数ある大野先生の本の中から「女性」に特化したうつ病の本を紹介していきます。

うつ病は女性に多い

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うつ病は女性に多い病気のようです。

そして、女性特有の悩みがうつ病の要因となっていることがあります。
(うつの原因はストレス?~ストレスは「原因」ではなく、「誘因」です~)

だから女性に特化した本を書こうと思った、と本書では解説されています。

しかし、本書でも述べられていますが、悩みは男女で違えど「治療法」については基本的に同じです。

ですので男性が読んでも為になるように設計されています。
(実際、男の僕が読んで「いい!」と思ったので紹介しています)

女性の読者の方、こんな悩みはありませんか?

・なかなか眠れなくて、寝てもすぐに起きてしまう

・職場のセクハラ、パワハラに困っている

・子どもがうつ病になってどんなふうに接すればいいか分からない

・夫がうつ病になって支え方が分からない

・自分がうつ病で家事も出来ず、人間失格だと思ってしまう

・生理前のイライラに歯止めがかからない

・うつ病治療中に妊娠。子どもへの影響が心配

こういった悩みに専門家の大野 裕先生は丁寧に答えてくれています。

(一例)

Q:夫のうつ病にどう対処すればいいか不安

A:気を遣いすぎず、いつものように接する

精神疾患というのは、「心の病気」と言われたりするので心全体が病んでいるかのように錯覚されることがあります。

しかしそうではなくて、精神機能の一部がうまく働かなくなっているだけです。

ですから、ほとんどの場合はいつものように話をすることで十分なのです。

本人はもちろんですが、まわりの人たちもゆっくりとした気持ちをもって、
辛抱強く病気とつき合っていくくらいの気持ちになることが大切です。

また、本人はなかなかよくならないと絶望的になって治療をやめようとしたり、
よくなれば安心してすぐにクスリを減らそうとしたりします。

そうしたときには、辛抱強く治療を続けるように援助していってください。

 

Q:仕事は以前の半分しかこなせず、家では何もしたくない

A:身体的に問題がなければうつ病が疑われる

いつものように頭が働かない。

いつもなら簡単にこなせていた仕事さえ、思うようにできない。

こうした状態になると、いったいどうしたのかと焦りが出てくると思います。

そうすると、どこか体の具合が悪いのではないか、脳の血管がどこか詰まったのではないかと、いろいろな考えが浮かんできて、不安になってきます。

もちろん、きちんと体の検査を受けられることは大切ですが、どこにも行きたくなくて、
人に会うのもおっくうで、何もする気がしないというNさんの状態は、うつ病からきている可能性が高いと考えられます。

うつ病というと、気持ちが沈み込んで憂うつになる状態だと考えている人が多いと思います。

たしかに、憂うつな気分はうつ病の一つの重要な症状ですが、そうした憂うつな気分をはっきりと自覚しないうつ病もあります。

うつ病の場合は、その治療を行うことになります。

抗うつ薬などの薬物療法と同時に、ゆっくりと休養をとることが必要です。

うつ病というのはエネルギーが低下している状態ですし、休みが必要だというココロのメッセージでもあります。

そうしたメッセージを大切にして休み、エネルギーを少しでも蓄えることが、まずは大切です。

 

〈うつ病になりやすい性格〉
・しかし、いかにもストレスを感じそうにない人でも、ちょっとしたきっかけでうつ病になることがあります。

・私はそれを、心の「当たりどころ」が悪かったと表現しています。

・体でも「当たりどころ」が悪いとささいなことで大けがをすることがあるように、精神的にも「当たりどころ」が悪いとちょっとしたことで大ショックを受けることがあるのです。

・ですから、自分がどのような環境に弱いかを知っておくことがうつ病予防ではとても大事になります。

・また、もし自分に合わない環境でうつ的になったときには、早めに環境を改善することが重要になります。

〈身体疾患とうつ〉
・このように体の病気がある人はうつ状態になりやすく、それが病気の経過に良くない影響を与えます。

・ですからうつ病を早めにきちんと治療する必要がありますが、体の病気があると頭痛や胃部不快などの身体症状が表に立って、抑うつ感を気づきにくいことが少なくありません。

「何をやっても楽しくない」「何をするのもおっくうだ」という気持ちが続くようになったら要注意です。

 

ほんと一部分だけの抜粋で、大野先生の回答はまだまだ続いています。

本書『「うつ」道場!』は、こうしたよくある質問Qと大野先生の回答Aで構成されています。

うつ病は治療可能な病気

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Q&A以外にも、うつ病全般に対して言えること、男性読者でも知っておきたい知識が分かりやすく書かれています。

精神疾患というと特別な精神状態のように思えてつい身構えてしまいがちですが、
誰でもかかる可能性がある、実にありふれた病気です。

一生のうち15人に1人はかかる一般的なもので、「心の風邪」などといわれたりもします。

しかし、風邪よりはずっとつらいし、病気が長引くことも珍しくありません。

だからこそ、しっかりとその病気について理解して、きちんと治療を受けることが大切になってきます。

ところが、私たちは、意外とうつ病にかかっていることに気づかないことが多いのです。

気持ちの持ち方が悪いのだと考えて自分を責めるだけで、それが治療可能な状態だと気づかないのです。

また、うつ病にかかると、頭痛や肩こり、倦怠感、めまいや動悸、胃部の不快感や食欲低下など、いろいろな身体症状が出てくるために、それが精神疾患だということに気づかないこともあります。

精神疾患というと「心の病気」といった言い方がされるために誤解されやすいのですが、
いろいろな体の変調も起きる「体の病気」でもあるのです。

当然ながら、脳神経の変調を改善するクスリも効果があります。

この引用の一文

ところが、私たちは、意外とうつ病にかかっていることに気づかないことが多いのです。

これ、ほんと共感します。

僕はさんざんうつ病に苦しめられてきましたが、うつ病と気づくのに膨大な時間がかかりました。

うつ病と診断を受け、治療を始められた時点で、治療が半分成功したといっても過言ではないと思います。

それくらい、うつ病と診断されるまでに時間がかかることが少なくないのです。

身体面の不調が全面に出て、内科や整骨院をドクターショッピングしたあげくに心療内科・精神科にたどり着く、といったように。
(僕の闘病記は「【闘病記】うつ病と顎関節症 」をご参照ください)

身体面の検査は確かに大切です。

しかし客観的な検査(血液検査やCT、レントゲン、MRIなど)で異常がないなら、
心療内科・精神科を受診することをオススメします。

普通の内科と変わらない雰囲気の診療所がほとんどで、身構える必要は全くありませんよ。

女性の「状況」に応じた構成になっている

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本書は女性のライフステージに応じた構成となっています。

Ⅱ心の診療室Q&A

仕事Ⅰ
夜中に目が覚めて、なかなか眠れない
うつ病による睡眠障害を何とかしたい
異動になってから、やけ食いをするようになった
体がだるく無気力に。病院に行くべきか迷っている
職場の人間関係に悩んでいる
課長のいじめに悩んでいる
新営業所のオープン後から、課長の元気がない
まわりが思うように動いてくれない
単身赴任の生活になじめない
一人暮らしになってから、夜中に何度も目が覚める

仕事Ⅱ
認知療法について知りたい
腰痛がなかなか治らないのは精神的なもの?
残業続きで疲労困憊。休みたいが言い出せない
休みの日でも仕事のことが気になって仕方がない
うつ病で休職中。どう過ごしていいかわからない
休職中に、上司から電話がかかってくる
復職について医師に相談したい
うつ病で休職。職場復帰したいが、以前とは部署が違いとまどっている
2度目の転勤でまたうつになるのでは、と不安

妊娠・育児
39歳ではじめて妊娠。精神的に落ち込んでいる
妊娠中のうつ病。クスリの服用を反対されている
親友の出産をきっかけに無気力に襲われている
子宮摘出手術を受け情緒不安的になった
育児と家事が思うようにいかず落ち込んでいる
公園に行くのが憂うつ
転校後、子どもの笑顔が消えた

家族
高校進学したとたん、娘は部屋に閉じこもるようになった
うつ病の疑われる娘を病院に連れて行きたい
長女は、妹との関係でうつ病を繰り返しているようです…
夫のうつ病にどう対処すればいいか不安
うつ病で自宅療養中の夫についイライラしてしまう
夫はうつ病の再発で会社を休みがちです
うつ病の症状が改善したとたんにクスリを飲まなくなった

更年期以後
更年期症状にうつ病を併発。薬物療法に不安がある
仕事は以前の半分しかこなせず、家では何もしたくない
うつ病のクスリの増量を告げられとても不安
糖尿病をかかえてから元気がでない
定年後、酒量が増えてきた
うつ病治療中の母に、認知症の症状が現れた
物忘れがひどくなり、めまいもする

知りたい答えがきっと見つかる 

これが僕の最も言いたいことです。

特にうつ病でお悩みの女性の方、

あなたの悩み、この本で解決!

だと思います。

あなたが悩んでいることは、すでに他の女性が悩んだことなのです。

人類初の悩みなんてそうそうあるものではありません。

先人の知恵を借りて病気と闘っていけたらと思います。

↓は『「うつ」道場!』に対するアマゾンのレビューです。

「5つ星のうち 4.0 入門書としてもエッセイとしても」
大野先生の書く「うつ」の本はどれも、視線がやさしい。

「うつ」の人の気持ちがみんなわかっているかのような気持ちにさえなる。

とくにストレスによる軽症うつに悩んでいる人には、考え方を変えるヒントになると思う。

実例がたくさん盛り込まれているところも、いい。

「5つ星のうち 5.0 目次だけでも見て欲しい」
形式は分野別Q&A集だが、そこは回答者:おおのゆたか先生、どこから読んでもわかりやすい、うつの入門書になっている。

家族、更年期、女性の章もあり、まわりの人の視点としても役に立つと思われる。

 

おわりに

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もう一度、この本の特徴を整理します。

1.女性に特化したQ&Aが盛りだくさん

2.男性にも為になるうつ病の知識、考え方、治療法が記載されている

3.うつ病治療の権威「大野裕」先生が書かれた本

4.共感できる悩みがたくさんあって励まされる

まとめるとこんな感じになります。

1人でも多くの方が、うつ病の苦しみから解放されることを祈って
今回も終了します。

本日もありがとうございました。

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青年A

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