うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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【うつ病の問診】うつ症状のコンプレックス感情は定期的に訪れるもの│あなただけじゃない

      2017/11/22

誰だって周りの人がうらやましい

こんにちは、青年A(@seinen1234)です。

本日もうつ当時の問診ストーリーをご紹介します。
(「【問診】うつ、顎関節症の問診記録」)

今回は、自分のコンプレックス感情との付き合い方となります。

よろしくお願い致します。

うつ病の問診

青年A

体の症状は特に変わりありませんね。

顔周りの筋肉の緊張と体が重たいという症状が最後まで残ってるかなっていう感じです。
結局、顎関節症とは何なのか?その正体と治療法の真実

睡眠に関しては夜10時半とか11時に寝て朝6時に起きています。

週2回は朝ランニングと筋トレをしているので、わりと普通の人より健康な生活をしてるんじゃないかって思ってます。

ただやっぱり最近、顔の緊張があるからか、意識が内向きになっている気がします。
明日出来ることは今日やるな~ゆっくりと休養~

恋愛をする余裕とかも出てきているんですけど、(相手から)返信が遅いと(醜形恐怖があったからか)自分がかっこよくないからかなとか、そういうところにばっかり意識がいってしまいます。
『身体醜形障害』(鍋田恭孝)~醜形恐怖が1番分かりやすい本~

苦しいです。

先生

そうですね。

全般的にはまあまあ良くなってきていますよね。

青年A

そうですね。

先生

回復の度合いでみたら、かなり良いと思いますよ。

青年A

そうですか。

先生

1番悪い時に比べるとね。
入社1年で退社が決定

青年A

その時と比べると全然違いますね。

先生

かなり良い調子で回復しています。

青年A

そうですね。

先生

やっぱり根本的にご自分の事がね、自尊感情が低いのかもしれません。

自尊心とはニュアンスが違うんですけど、「自分は大切にされる存在である」とか「自分には価値がある」とか、根本的な自分に対する原理ですね。

それがちょっと弱いと、どうしても何かあったときに全部自分に対して否定的な感情を持ってしまうんです。

青年A

親とか家族からはすごく愛されて育ってきたので、家族に対するコンプレックスはないんですけど、中学生くらいの頃に容姿をからかわれた事とか(元々繊細なほうですけども)多くの女性経験がないので、ちょっと返信が遅かったりするだけで自分を責めるような性格があるなって思います。
身体醜形障害と治療法~僕は鏡にうつる自分に絶望していました~

先生

そうですね。

そういう考えが出てきたら、それを頭の中で解決しようとしない事ですね。

その嫌な考えを押しやるとかどっかええとこ探してみようとかしない事です。

そういう(コンプレックス的な嫌な)考えは定期的に自分の頭の中に訪れるんだと。

そういうふうに客観視することですね。

青年A

なるほど。

(嫌な考えが)来てるな~で終わるという事ですね。

先生

そうです。

個人的な事と捉えすぎなんです。

誰だって自分に対して不安は持ってるんです。

「人前で話せないんじゃないか」とか「容姿に問題があるんじゃないか」とかね。

それを極端視しないことです。

単なる、冬やから寒いというのと同じなんです。

尿意が来たからおしっこ行きたいと思うのと同じです。

定期的に訪れる考え・感覚にすぎないということです。

無意識に解決しないといけない課題と思いがちなんですけど、それが大間違いなんです。

定期的に来て去っていくものということです。

青年A

なるほど。

どうしても周りと比較してしまって、周りは仕事や恋愛が順調で、どうして自分だけ上手くいかないんだろうって思ってしまうんです。

先生

全員そういう勘違いをしてしまっています。

青年A

隣の芝は青く見える的な事ですか?

先生

そうです。

みんな勘違いの連続なんです。

青年A

僕以外の人は、僕の事を羨ましいと思うだろうしって事ですか?

先生

そうです。

お母さんから愛されて育って良いなとか。

ちゃんとええ大学行ってきちんと就職してい良いなとか。

そういうものなんです。

青年A

なるほど。

ありがとうございます。

おわりに

あなたはどんなことを言われると傷つきますか?

人によって、同じことを言われても傷つくか傷つかないかに差が出ます。

僕は「仕事ができない」と言われてもあまり傷つきません。

自分が仕事ができないと思っていないからです。
(めっちゃ出来るとも思ってませんが)

しかし、ブサイクと言われると心から傷付きます。

なぜなら自分の顔に自信がないからです。
『身体醜形障害』(鍋田恭孝)~醜形恐怖が1番分かりやすい本~

自分が周りより劣っていると思ってる事を人から指摘されると人は傷つくのかもしれません。

自分が劣っていると思ってる事が間違っていなかったと思うからでしょう。

しかし、誰でもコンプレックス(自分が他人より劣っていると思ってる事)を持っています。

そしてそういう考えは誰の頭にも定期的に訪れて過ぎ去っていくもののようです。

なので、考えすぎないことが大切です。

その事を先生は教えてくれました。

参考になれば幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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