うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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【うつ病の問診】お薬でうつの回路を止め、認知行動療法で新しい回路をつくる

   

うつの回路を壊す

こんにちは、青年A (@seinen1234) です。

今回も、精神科の先生との問診ストーリーです。
【問診】うつ、顎関節症の問診記録

よろしくお願いします。

うつ病の問診

青年A

特に変わりはないですね。

対人関係で問題があったとか、仕事の役割が変わったとかはないです。

あと、今日で認知行動療法の訓練が最終日でした。

先生

どうでした?

青年A

内容は先生から教わったことも多かったです。

”思考や感情に飲み込まれず、それらと現実をごっちゃにしないようにしましょう”とか、ポジティブな思考とネガティブな思考の両方が大切で、ネガティブな思考だけなくそうとしなくていい事なども学びました。

体の症状については、ゆっくりですけど良くなってきてるのかなっていう印象はあります。
(うつが原因で身体症状は結果~「結果」の治療にならないように~)

ただ、この病気は回復まで本当に時間がかかりますね。

これは脳の中に、新しい回路かなにかを作ったりくっついたりするのに時間がかかるからですか?

先生

その通りです。

病気が始まる前に、その(病気の)回路が出来上がってるわけです。

その回路を壊して、また新しい(正常な)回路で上書きせなあかんわけです。

それが結構、大変な作業で時間がかかります。

青年A

1年前と比較して体の状態はどうですか?と聞かれたら、明らかに良くなってるんですよ。

ただ、だからといって今、すべての症状がなくなっているわけではないので。
(うつの診察で患者が伝えるべき4つの事:うつは対話で理解が深まる)

先生

一旦、感作されると…例えばスズメバチに刺されたら、毒素に対する抗体ができます。

そして次に刺された時、ものすごい反応が出てしまうことがあります。

でも、その方がもしスズメバチ駆除の業者だと、すぐに治さなあかんわけです。

でもすぐに治す方法はなくて、スズメバチの毒素をちょっとずつ入れていって小さな反応を繰り返さなあかんわけです。

そうすると「脱感作」が出来てくるんです。

毒素が入っても抗体が毒素を攻撃して反応が出にくくなるんです。

スズメバチを例に出しましたが、一旦、感作された脳を脱感作するにはものすごい時間とたゆまぬ努力が必要になります。

感作自体は一瞬ですけどね。

青年A

なるほど。

うつ病になって感作された後、脱感作するのに時間がかかるというわけですね。

先生

そうですね。

薬を使って病気の回路に電流が流れないようにしています。

でもそれだけではだめで、新しい考え方や意識を自分で作っていく必要があるわけです。

例えば、不安を恐れなくていいよ、とかね。

それが認知行動療法です。

「不安を恐れる」という感作された状態から脱感作へ誘導していき、「不安が出る=全身反応」となるのを防いでいきます。

青年A

認知行動療法のテキストに、うつ病の人は独特の思考法で物事を処理していると書いてあったので、薬で回路を止めつつ、考え方や思考を見直して脱感作していくわけですね。

先生

そうです。

新しい思考や考え方で回路を上書きしていくわけです。

人間の記憶や感情や行動は上書きできることが分かっています。

ただ、前の回路が完全に消えるわけではないんですが。

入れ替えることは出来ないので、何かの拍子に元の回路が反応することはあります。

青年A

なるほど。。笑

ありがとうございました。

おわりに

お読みいただき、ありがとうございました。

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