自然から遠ざかるほど、病気に近づく
2017/11/16
自然
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
近代医学の父で医聖とも言われる「ヒポクラテス」の言葉に、「人間は、自然から遠ざかるほど、病気に近づく」というものがあります。
現代ほど自然から遠ざかっている時代はないのかもしれません。
インターネット、電波、通信機器、エアコン、オーディオ、コンクリート…
都会であればあるほど、自然が少ない地域が多いのではないのでしょうか?
こういったものばかりに囲まれる生活だと、心休まる瞬間がなくなってしまい、「イライラする」「落ち着かない」「キレやすい」「集中力の低下」「視力の低下」などを引き起こすことがあるようです。
僕もこのような経験があります。
大阪の片田舎で、都会でも田舎でもないバランスのとれた地域で育ちました。
その後、就職で東京の中野で暮らすことになり、自然のあまりの少なさに驚きました。
背の高いビルが立ち並び、街全体が見渡せず、窮屈に感じました。
コンクリートだらけで、緑がなく、心落ち着かなかったことを覚えています。
断定は出来ませんが、この環境は、口周りの筋肉の緊張と慣れないサラリーマン生活等の記事にもあるような、病気の原因の1つかもしれません。
もちろん、人それぞれ耐性は違うので全員に当てはまることではないかもしれませんが、うつ病でお悩みの方、最近少し疲れているなと感じている方は、森、山、海、川など、意識的に自然と関わると良いかもしれません。
僕も、東京から生まれ育った大阪の片田舎に環境を変えることで、症状も快方に向かっていきました。
(うつ治療に「環境調整」は必須~その理由と5つのやり方~)
何事もバランスが大切
テクノロジーの発展によって、以前では考えられないような生活を送ることが出来ています。
かの徳川家康でも、クーラーの効いた快適な生活を送ることは出来なかったでしょうし、伊能忠敬先生は、日本地図完成のため、険しい冒険をしてくださいましたが、我々はグーグルマップを使って、ひと目で日本を概観することが出来てしまいます(笑)
しかし、自然から大きく遠ざかってしまいました。
人工物と自然のバランスが大切だと思います。
意識的にライフワークに自然と関わる瞬間を作りたいものですね。