『斎藤一人の人を動かす』(永松茂久):人が自然と動きたくなる心理と方法が書かれた本
2017/10/15
目次
「人を動かす」とは、自分の思い通りに動かすことではない
(僕の所有本)
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
今回ご紹介する本は、”人があなたのために喜んで動いてくれる人間になる”ための本です。
その本は『斎藤一人の人を動かす』(永松茂久)です。
永松茂久さん、斎藤一人さんについてはこちらをご覧ください。
→『斎藤一人の道は開ける』(永松茂久)~魅力を上げようよ。魅力の上げ方教えるから~
斎藤一人さんってどんな人?:人生に迷った人に気づきを与えてくれる成功者)
本書では、次の人に読んでほしいと書かれています。
・斎藤一人さんのマンツーマンレクチャーを受けたい人
・今のところよりさらに上に行きたい人
・仕事、家庭、組織の人間関係で苦しんでいる人
・事業をやっている人
・パートナーとうまくやっていきたい人
・人に誤解されやすい人
・上司に認められたい人
・部下にやる気を出してほしい人
・今いる場所を元気にしたい人
つまり、まとめるとこんな人にぴったりです。
”自然と人が集まってきて、信頼される人間になりたい人”
こういった人間になることを目指していらっしゃるのであれば、本書は必ずあなたの役に立ちます。
『斎藤一人の人を動かす』の一部を抜粋してご紹介します
早速ですが、いつものように本書の一部を抜粋してご紹介します。
僕があれこれお話するより、本書のフレーズをお見せしたほうがいいと思ったからです。
皆様の琴線に触れるフレーズがあれば幸いです。
【21世紀を生きる人たちに、一番必要な力ってなんだか分かるかい?】
「ひとことで言っちゃうとね、まず第一に『人を動かす力』が必要なんだよ」
「俺が言う、『人を動かす』ということは、人がおまえのために自然と動きたくなるような人間になるってことだよ」
【なぜ斉藤一人さんには人が集まるのか?】
「俺、人をコントロールして動かそうなんて思ったことがないんだよ。
逆に『この人たちに喜んでもらうにはどうしたらいいだろう』っていつも考えてるんだよ。
どうしたらその人が幸せになるかを考えてるんだよ。
そうしてそれをずっと考えて、人と接していくと、勝手に人が動き出してくれるようになったんだよ」
【自分の仕事に誇りを持っているかどうか】
「俺が若者に言えることはね、俺は世界中旅行もできるんだよ、毎日ソープランドに行くこともできる、キャバクラに行くこともできるんだよ。
銀座で飲んでいることもできるんだよ。
その俺が仕事するのが面白いって言ってるんだから、間違いなくこんなに面白いものってないんだよ。
この面白さを知っちゃったら、もう止められないよ。」
資産で見ると、1万年は生きていくことができるといわれる一人さんが、「人生で一番楽しいのは、金を使うことより人に喜んでもらえる仕事だ」といつも言う。
それだけ仕事っていうのは奥が深いものなんだろう。
【文句を言う少数の人間より、喜んでくれるたくさんの人にフォーカスする】
「あのな、世の中って例外みたいなのが出てくるんだよ。
うまくいかない人ってその例外ばかりにフォーカスしてなんとかしなくちゃと思うんだよ。
そしてな、100点を狙おうとしてるんだよ。
でもさ、人間っていろんな考え方の人がいるんだろ。
全員に受けようとしたってそんなことはできないんだよ。
そんなごくまれに出てくる人にいちいち合わせなきゃだめだよ」
『斎藤一人の人を動かす』を読んだ人の声
Amazonレビューから3つ選んで掲載しました。
<「人を動かす」の意味を誤解していた…!>
僕はこの本を読むまで、「人を動かす」というのは、自分の都合のいいように相手をコントロールすることだと思っていました。
しかし、この本で説かれている「人を動かす」とは、
「こいつのためだったら動きたくなっちゃう!」
「この人のためだったら動きたくなっちゃう!」
そう思ってもらえるような自分になるために必要なお話でした。
「命令で人を動かす時代は終わったんだよ」
「人がどんな欲求を持ってるか、紙に書き出してみな」
「『あなたの願いを叶えます』ってものが、人の心を動かすんだよ」
「成功するのに絶対欠かせないものがある。それは『かわいがってもらえる人になる』ってこと。
そしてそれは人から注意されたときに決まるんだよ」
などなど、大事なことがたくさん書かれていて、線を引きまくりながら読みました!
<人を動かす力>
人を動かすと言ったら指示することや命令することを思い浮かべる。
でも人を動かすってことは指示することや命令することじゃないと気付いた。
この本を読んでいて斎藤一人さんの言葉には愛があるなって思いました。
個人的にONE PIECEに出てくる白ひげみたいな人だと感じました。
色々と学ぶことがあったし話の内容にも共感できたので読んで良かったです。
<感動して涙がでました!!>
本を読んでいくうち、何度か目頭が熱くなりました。
そして、読み終えた瞬間、涙があふれてきました!
とにかくいい本です!!
永松さんの続編を期待します♪♪
おわりに:結局、僕たちの器を大きくすることが大事なんです
人を動かすことは簡単ではありません。
岩を動かすよりむずかしいかもしれません。
命令をしてその場しのぎで人を動かすことができたとしても、命令されたほうのパフォーマンスがあがることはありません。
命令された人からの信用も失うので、あなたを避けるようになるかもしれません。
僕はこの『斎藤一人の人を動かす』を読んで「北風と太陽の話」を思い出しました。
「北風と太陽の話」はイソップ寓話のひとつです。
北風と太陽はある時、勝負をします。
どちらが先に旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負です。
北風は力づくで風を吹かせて上着を吹っ飛ばそうとしました。
しかし旅人は、かえって上着を押さえてしまって、北風は旅人の服を脱がせることができませんでした。
太陽は、じんわりと旅人を暖めました。
すると、あったかくなって気持ち良くなって、旅人は自らすすんで上着を脱いで、太陽の勝利となりました。
命令口調で厳しく愛のない言葉をかけても人は動きません。
そうではなく、優しく愛をもって人と接することが大切だと教えてくれています。
この本も同じです。
人は感情をもった人間です。
自分の器を大きくして成長していけたらと思います。
本日もありがとうございました。
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