「うつ病の毎日ごはん」~国立精神・神経医療研究センターの,うつに効く食べ物~
2017/10/04
うつ病治療を「食事」でサポート!~種類豊富なレシピも紹介!~
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
本日ご紹介する本は、「うつ病の毎日ごはん―国立精神・神経医療研究センターの医師と管理栄養士が教える (食事療法はじめの一歩シリーズ)」です。
食事療法という側面からうつ病治療解説した貴重な本です。
うつ病治療において規則正しく栄養のある食事が大切と言われてきましたが、具体的に解説した書籍はそうありませんでした。
この本は、日本を代表する精神研究機関「国立精神・神経医療研究センター」の功刀浩先生(医学博士)と今泉博文先生(管理栄養士)が解説している本です。
オールカラーかつ文字が大きくて見やすく、説明もシンプルで分かりやすいものとなっています。
何よりレシピが豊富で、簡単なメニューやドリンクメニューまで充実しています。
(毎度おなじみぼくの本)
医食同源!うつ病を支えるおかあさんにぜひ読んでほしい!
毎日の食事を作ってくださっているお母さんに読んでほしい一冊です。
料理をする人であれば、お父さんでも妹でも患者さんでもよいですが(笑)
うつ病をサポートする家族の方々は、もしかすると自分は患者に何も役に立てていないと感じている方も
おられるかもしれません。
そんな方はぜひ「食事」の面でサポートしていただければと思います。
そのような方のための本だと僕は思います。
以下、特に印象的だった箇所を抜粋いたします。
・うつ病は、原則として必ず治る病気です。・近年の研究で、食生活習慣や栄養のバランス異常がうつ病のリスクと関連することや、食生活習慣の改善や食品を用いた補充療法が、うつ病改善に効果があることがわかってきました。・本書ではそうした科学的根拠に基づいて、うつ病の治療や予防に役立つ食生活習慣・栄養面での注意点などを、具体的なレシピとともに紹介しています。・科名が似ていますが「神経内科」は通常、うつ病の治療は行っていません。・うつ病がストレスを誘因として発症する病気だということは、すでに広く知られています。・ストレスをコントロールする脳の中枢は視床下部というところにありますが、この脳領域は食欲をコントロールする中枢でもあるのです。・うつ病の人は健康な人よりもやせているイメージがあるかもしれませんが、実際はそうでもありません。・やせている人もいますが、どちらかといえば肥満傾向の人の方が多いのです。・ストレスにさらされると、私たちの体はコルチゾールなどのストレスホルモンを出し、困難な状況を乗り切ろうとします。・しかし、ストレスホルモンが多い状態が長く続くと、神経細胞を障害し、うつ病を発症すると考えられています。・バランスよい食事や適度な運動は、ストレスホルモンが過剰にならないように働くこともわかってきました。・近年、うつ病の治療法のひとつとして「運動療法」が効果的であることが分かってきました。・いったんうつ病を発症した人でも運動療法によって、その後再発リスクが減るという報告もあります。
食べ物に気をつかうことは健康の基礎基本ですね!
うつ病に限らず、健康の基本は食事ですね!
うつ病完治後にも役立つ書籍かと思います。
おいしく、うつに効く食べ物をいただいて病気を追い払いたいものですね。
うつ病をサポートされている方、この機会にお食事の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
本日もありがとうございました!
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
メンタルヘルス ブログランキングへ
うつ病 ブログランキングへ
うつ状態 ブログランキングへ