農業を通じて再挑戦!ニート、うつ病、ホームレスのための農スクール
2017/11/04
就職先はいくらでもある!立ち上がって再チャレンジ!
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
今回は、東京新聞「農業体験で再挑戦実れ つまずいた人の就業つなげる」の記事をご紹介します。
農業体験を通じてホームレスやニートの働く意欲を引き出し、農業などへの就職につなげる神奈川県藤沢市のNPO法人「農スクール」の取り組みが注目を集めています。
同代表の「小島希世子」さんは、働きたくても働けない人達、働く意欲がわかない若者達に、働く喜び/自立した生活を届けるためのプログラムとして農スクールを立ち上げたと言っておられます。
実際このスクールでは、うつ病で仕事を辞め、ひきこもりがちの生活を送っていた人、貧困、失業にあえぐ人、ここでは言えないような想像を絶する苦しい過去をお持ちの方もいらっしゃいます。
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しかし 「農作業をするようになってから、うつ病の波が穏やかになった。
『こうなりたい』という前向きな欲求も生まれてきた」といって再就職を果たした方や、高校を卒業してからまだ一度も社会に出て働いたことがない20代前半の男性が働いています。
また、週に一度、時給は800円という条件でも、「空き缶拾いを一晩中やっても、2,000円程度。800円もいただけるなんてありがたい」と、
手を抜くことなく仕事をするホームレスの方もいるようです。
農作業を通して「人が変わっていく」瞬間を遭遇すると代表の方は言っています。
自分が手がけた作物が成長する姿を見て達成感や自尊心が芽生えて行動が変わっていくようです。
また、太陽の光や土いじりにはこのセロトニンを増やす効果があることや食生活の改善にもつながります。
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「何がきっかけで変わっていくのかは人それぞれでわかりません。
ただ、普通の人より変わるのが難しい環境の人なので、投げるボールをいっぱい用意しておいて、どれかが的に当たるかもしれない、と思ってやっています」とのこと。
こういった団体が増えれば、働きたくても働けない人、病気で働けない人が、より生きやすい社会になるのではと思いました。
今後も注目していきたい団体です。
(同社ホームページ)
おわりに
就職するにあたっては「自己肯定感」が大切と代表の小島さんは仰っています。
病気やアクシデントで自信が完全になくなり、「自分は無力な存在だ」「誰からも必要とされていない」といった自己嫌悪に陥る方は多いです。
必要のない人は誰もいない、あなたは無力ではありません。
出来ることからコツコツと、前向きに活動していきたいと思いました。