「働く、ということ」(佐藤 仙務)~19歳で社長になった重度障がい者の物語~
2017/11/26
障害を言い訳にしない
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
今回は、「働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―」(佐藤仙務)をご紹介します。
佐藤仙務さんについては次の別記事で大きく取り上げていますのでご参照ください。
「上場目指す“寝たきり社長”24歳、「体が動かなければ、頭を働かす」~「うつ」でもやれる~」)
佐藤仙務さんは、10万人に1人の難病といわれる「脊髄性萎縮症」を患っておられます。
できることは、「話す」ことと「指先を1センチ動かす」ことだけ。
それでも明るく前向きに考え、社長業をされています。
「働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―」は、そんな佐藤仙務さんの生い立ちから起業の経緯、これからの仕事についてまとめた一冊です。
いつもならこのあとに本書の抜粋を掲載するのですが、今回はしません。
物語なので、抜粋しても伝わらないと思いました。
まず、読んでみてほしいのです。
特に、病気で苦しんでおられ、「ご自身が世界で1番不幸で辛い思いをしている」とお考えの方に読んでほしいと思います。
寝たきりで動けないのにネットを駆使して社会に貢献しておられます。
ピンチはチャンスですね。
考え方しだいなのです。
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佐藤仙務さんのビジネスパートナーである「松元拓也」さんも同じ脊髄性萎縮症を患っておられます。
物語の中で、
「稼ぎもできない能無し障がい者が、うちの娘をどうやって幸せにするつもりだ!」
と言われ、言い返すことのできなかった自分に腹が立ったというエピソードは、涙を流さずにはいられませんでした。
ぼく(青年A)は、うつ病で相当苦しみました。
世界で1番苦しんでいて不幸だと思っていました。
そして前向きになれず、これもできない、あれもできない、と、できないことばかりを数えて絶望していました。
しかし、この本は教えてくれました。
まだ希望はある、と。
佐藤仙務さん、松元拓也さんは「話す」ことと「指先を1センチ動かす」ことだけしかできないのです。
それでも前向きに生きておられるではありませんか?
生きる勇気をもらいたい方はぜひ読んでみてください。
「まだやれる」から
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