【うつ病の問診】僕が大学生の頃のうつ症状を振り返る
目次
消耗するタイプのうつ病
こんにちは、青年A (@seinen1234) です。
今回も、精神科の先生との問診ストーリーです。
(【問診】うつ、顎関節症の問診記録)
よろしくお願いします。
うつ病の問診
青年A
今のところ順調に仕事をさせてもらってます。
スタッフは僕だけで、責任者がいたりいなかったりといった社内体制です。
現状は穏やかに仕事をしています。
先生
ゆっくりスタートできて良かったですね。
青年A
そうですね。
生活は特に変わりなく、睡眠時間も確保できてます。
本読んだりジム行ったりして、余暇も楽しんでます。
ところで、今の話と関係ありませんが、僕が大学生の時は、主にどんな症状を訴えてましたか?
先生
主訴の身体症状は、「多汗」「目が開きにくい」「光がまぶしい」で、精神症状は「人混みに出たくない」「趣味が楽しくない」などですね。
青年A
「体がすっごく重たい」という症状はありましたか?
先生
それないですね。
ただ特徴的なのは、醜形恐怖がありましたね。
(【うつ病の問診】整形手術で醜形恐怖は治らない!│医師が教える不安を乗り越える方法)
青年A
そうですね。
先生
劣等感など訴えてましたが、それはなくなりましたね。
青年A
そうですね。
先生
そこはだいぶ変わってきてると思います。
青年A
東京で新社会人を迎えた時は、ある日を境に体調がガクンと悪くなりましたが、大学生の時はそうじゃなかったので。
同じうつ病でも、症状とかは違うんだなと思いました。
先生
社会人で仕事をし始めた時は[消耗するタイプのうつ病]でしたね。
がんばりすぎた後のうつ病です。
ひどい全身倦怠感と(場合によっては)過眠症状が出てきます。
青年A
確かにその通りでした。
先生
ちょっとやりすぎたんでしょうね。
青年A
なるほど。
よく聞くのは[眠れないうつ病]ですが、僕の場合はその真逆ですね。
先生
無理した後のうつ病は、非定型うつ病といって過眠傾向になることが多いです。
でも今はそっちの方が多いです。
(「非定型うつ病」ってどんな病気?(貝谷久宣)~非定型うつは”甘え”ではない~)
青年A
昔は[眠れてますか?]といううつ病啓発キャンペーンがありましたが、今は[起きれてますか?]というキャンペーンの方が適してる的な感じでしょうか?
先生
そうです。
非定型がむしろ定型になりつつありますね。
青年Aさんのような症状を訴える患者さんがすごく多いです。
青年A
なるほど。
非定型うつ病も、お薬と認知行動療法で治していくんですかね?
先生
その通りです。
薬物療法と心理療法を併用することが多いです。
青年A
分かりました、ありがとうございます。
おわりに
お読みいただき、ありがとうございました。