薬局によって鬱の薬代は1500円も安くなる!お得な薬局の選び方を解説
2018/06/20
目次
同じ薬なんだから、少しでも安いところで買おう
こんにちは、青年A(@seinen1234)です。
↑の2つの領収書は僕がうつの時に支払っていた薬代です。
どちらの薬局でも同じ1日2錠(28日分)のレクサプロを貰っていましたが、支払い額は130円も違います。
薬代が薬局ごとに変わることを知らなかったので、2年くらい左側の薬局で薬を買っていましたが、後から気づいて右側の薬局にしました。
1ヶ月に1回お薬を貰っていたので、年間(12ヶ月)にすると1,560円も差が出ます。
もっと早く薬局を替えておくべきでした。
しかも明細書右側の安い薬局では、クレジットカード払いができるんです!
(左側の薬局は現金払いのみ)
僕は楽天カードを使っているので、1回の支払いで13ポイント。
年間(12回)で156ポイント貯まるわけです。
1ポイント1円とした場合156円分貯まるので、先程の1560円を足して右側の薬局のほうが「1,716円」もお得なわけです!
さらに右側の薬局ではTカードを提示すれば、Tポイントも貯まります。
もうどちらの薬局がお得か説明はいりませんね(笑)
”クレジットカードのポイントがたまる&Tポイントがたまる&支払い金額も安い”といった理由で右側の薬局を愛用していました。
(その薬局名は後でお伝えします)
ここで言いたいのは「同じ薬なのに、薬局によって負担額に差が出る」という事です。
その理由からお伝えしていきますので、よろしくお願いします。
なぜ薬局ごとに薬代が異なるのか?
なぜ薬局ごとに薬代が異なるのか?
それは、薬局ごとに技術&管理料に差があるからです。
処方薬の薬代は大きく4つに分けられます。
1、調剤技術料
2、薬学管理料
3、薬剤料
4、特定保険医療材料料
これらの説明は「薬局で「処方薬の薬代」を節約する5つの工夫」で詳しく書かれているので、僕のブログでは簡単に説明するに留めます。
1、調剤技術料
調剤技術料はその名の通り、調剤するための技術料です。
技術料という名称ですが、薬局が自由に決められるものではなく、処方箋の取り扱い枚数などによって料金が変わってきます。
取り扱い枚数が多いほど調剤技術料は下がるので、大手チェーン薬局のほうが一般的に調剤技術料は安くなります。
2、薬学管理料
患者の薬歴管理や服薬指導のための料金です。
これも薬局によって料金が異なり、点数などは「薬学管理料」に詳しくまとめられています。
3、薬剤料
これはまさしくお薬の料金で、国が1つ1つ薬価を決めています。
なので、種類と量が同じお薬ならどこでも同じ料金だと書かれた記事が多いですが、僕の場合はこの料金に差が出ていました。
(同じ種類の薬と量なのになぜだろう?)
→【2018.6.20追記】2018年に「調剤報酬」の見直しがあっため、薬剤料が下がったようです(2年に1度見直し)。
後ほど詳しい明細書をお見せいたします。
4、特定保険医療材料料
医療材料の支給に関する費用です。
例えば自宅で自分で注射をしたりするときの料金ですね。
僕の場合(抗うつ薬の処方)は、いつも0円でした。
1~4の中で薬局ごとに変動があるのが1と2の料金ですね。
(僕の場合は3もですが)
つまり、処方薬の内訳1~4がすべての薬局で同じなわけではなく、1と2の料金の差によって患者の負担額が変わってくるという事です。
実際に明細書を比較してみました
A薬局:料金が高い薬局
調剤技術料:193点
薬学管理料:50点
薬剤料:1204点
特定保険医療材料料:0円
保険点数合計:1447点
一部負担金(合計):1450円
(10円単位で四捨五入のため)
B薬局:料金が低い薬局
調剤技術料:137点
薬学管理料:63点
薬剤料:1120点
特定保険医療材料料:0円
合計:1320円
A薬局の合計金額が1450円で、B薬局が1320円。
どちらも同じレクサプロ(抗うつ薬)で、量も同じです。
(僕が飲んでた抗うつ薬はサインバルタとレクサプロ│2つの違いを体験者が語る!)
B薬局を選ばない理由はありませんね。
B薬局はウエルシア薬局です!
日本のドラッグチェーンストアで皆様も一度は見たことがあるのではないでしょうか?
全国に1500店あって、約7割にあたる1,064店舗が調剤受付店らしいです。
僕がうつ病の時は、会社の近くのウエルシアで抗うつ薬(レクサプロ)を処方してもらっていました。
あっ…ちなみにですが、僕はウエルシアの回し者ではありません^^;
親族に勤務している人がいるわけでも株式を保有しているわけでもありません。
ただ、調べてみると、お薬代が以前のA薬局に比べて明らかにお得だったので替えたまでです。
調剤部門の薬剤師さんは親切ですし、冒頭で述べたとおり、クレジットカード利用&Tポイントもゲットできるので、すごく満足だった記憶が今でも残っています。
また、僕の通ってたウエルシアは20時まで営業していたので、仕事終わりに寄れたのも良かったですね。
まずは、どの薬局がお得か調べてみよう!
先ほどと重複になりますが、処方箋の取り扱い枚数が多いほど調剤技術料は下がりますので、大手チェーンのほうが調剤技術料は安くなります。
しかし、大手が必ずしも安いとは限らないようです。
定期的にお薬を服用している方は一度、薬局の見直しをしてみても良いかもしれません。
自宅の近くや通勤・通学途中の薬局に電話すれば、患者が負担する金額を教えてくれます。
僕も3、4件電話しました。
僕が薬局選びで重要視した点は以下となります。
・支払い金額が安いこと
・通いやすいこと
・クレジットカードが使えること
この3点を薬局に電話して聞いたところ、僕の場合はウエルシアが最善だったというわけです。
おわりに
僕はずいぶん長い間、お薬はどこで買っても一緒だと思っていました。
先入観はいけませんね。
うつ病になると経済的な不安が襲いかかります。
僕は以下のような不安で眠れない日がありました。
「医療費の負担が大きい」
(自立支援医療制度は医療費負担を3割から1割に減らしてくれる制度│知らないと損です)
「いつ働けるようになるんだろう?」
(うつの復職はアルバイトから始めてみては?おすすめ求人サイトとバイトをすすめる7つの理由)
「貯金がもうすぐなくなりそうだ」
本当にうつ病は苦しい病気です。
少しでも医療費を減らす対策として、今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。
お読みくださり、ありがとうございました。