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【RA編】転職エージェントとして働く8つのメリット:身につくチカラ

      2017/09/14

思ってるほど、簡単ではない仕事

こんにちは、元転職エージェントの青年Aです。

本日は、転職エージェントとして働くメリットをお伝えします。

今回はRA(リクルーティングアドバイザー)編で、法人営業を担当するエージェントの働き方についてお話します。

人材紹介のプレイヤーは、RA(リクルーティングアドバイザー)とCA(キャリアアドバイザー)があるので、そのあたりについては以下の記事をご参照くださいませ。
元転職エージェントが語る人材紹介とは?:人材紹介の苦労とおすすめ紹介会社を大公開!

メリットは僕自身が働いた経験から導き出したものです。

ある人にとってはメリットがデメリットである可能性もございますので、参考程度にお読みくだされば幸いです。

それではよろしくお願い致します。

転職エージェントとして働く

メリット

1.自分の力次第で成果が決まる

紹介サービス自体は、どこの紹介会社もほとんど同じです。

転職というマッチングが成功すれば、担当企業から想定年収の25~35%の手数料(報酬)をいただくビジネスです。

つまり、売れるか売れないかは転職エージェントの実力次第という事です。

例えば食品メーカーA社とB社が冷凍餃子を売っていた場合、A社のが安くて明らかに美味しい場合は、A社の冷凍餃子が売れるでしょう。

サービス(品質、価格)がA社とB社でまったく違うからです。

しかし、人材紹介サービスはどこも同じです。

ですので、売れない言い訳は一切通用しません。

成約出来るか出来ないかは転職エージェントの力次第なのです。

そのため、「自分の力を試したい!」という方には向いている仕事だと思います。

2.人の人生に関われる、社会貢献性の高いビジネスである

人材紹介業は、転職という人生の大事な大事な節目に関われるビジネスです。

マッチングを成功させると、企業や転職者から次のような言葉をいただける事があります。

<企業から>

・良い人を紹介してくださり、ありがとうございました。

・引き続きよろしくお願い致します。

・(経営企画職など)他のポジションの採用もお手伝いしていただけますか?

<転職者から>

・あなたのおかげで今より年収が上がりました!!

・社内の人が親切で働きやすいです!

・イメージ通りの仕事でやりがいがあります!

このような言葉を貰ったとき、僕は心の底から「この仕事をしてて良かった~」と思いました。

人材紹介業は、転職という企業と転職者の重要なマッチングに関われる社会貢献性の高いビジネスなのです。

3.人の気持ちを考え、推測できるようになる

RA(リクルーティングアドバイザー)の仕事は心理戦、情報戦です。

例えば、応募者に対して次のことを考えたりします。

・応募者は今どんな情報を欲しているだろうか?

・応募者が最も重視する条件は何だろうか?

・どんな企業情報をお伝えすれば、応募者の心配を払拭できるだろうか?

こういった事を考え、情報をお伝えすることで、応募者の入社意欲が高まります。

その結果、他の企業を受けていても自分の担当企業に入社してくれるようになったりするのです。
(自分の売上になります)

求人企業に対しては次のことを考えたりします。

・面接でどんなポイントを見ているのか?

・他にどんな人が面接を受けているのか?

・どんな人柄、スキルの人が過去に合格したのか?

このような情報を知って応募者にお伝えすることでマッチング精度が高まります。

また上記を求人票に記載しておくことで、CA(キャリアアドバイザー)が適切な(採用されやすい)人材に求人をオススメしてくれるようになるので、これまたマッチング精度が高まるのです。

そのような人の気持ちを読み、情報を取りにいく姿勢、能力が身につきます。

4.ガツガツ数字を追う事ができる(笑)

この仕事は「ザ・営業」です。

華やかに企業に提案するイメージがあるかもしれませんが、仕事の大半は「泥臭い営業、調整」です。

そして成果報酬ビジネスのため、マッチングが成功しないと売上ゼロという厳しい世界でもあるのです。

・頑張って内定まで出たのに入社してくれなかった

・最終面接まで進んだのにまさかのNGだった

・ご入社したのに3か月以内に辞めてしまった
(返戻金を支払う必要あり)

などが日常茶飯事で起こります。

ですので、ひと月に多くの担当企業や求職者をマッチング(業界では”動かす”と言います)し続けないといけません。

ひと月ごとの売上ノルマを決めている人材会社が多いので、結果にコミットしてバリバリ営業したい人にはオススメのお仕事です。

5.幅広い業界、職務知識が身につく

人材紹介会社で働いて一番良かったのが「業界、職務知識が身についた」事です。

RA(リクルーティングアドバイザー)として法人営業をするには、その企業の業界知識、採用ポジションの職務知識が必要です。

担当企業や業界全体、職種について徹底的に調べないと、求職者に魅力を伝えらないからです。
(その結果、マッチングが成立せずに売上0となります(笑))

ネットで調べるのはもちろん、現場の人や人事の方に直接聞くことで、少しずつ知識が身についていきます。

直接聞くことは、ネット上にはない秘密情報なども多く、かなり業界や職種理解につながった事を覚えています。

その結果、自分の転職活動でプラスになったり、友人の転職相談に乗ってあげたり出来るようになりました。

また、職種を聞くだけでどんな仕事かイメージできるようになって、社会全体の理解につながるのは大きなメリットだと思います。

6.達成すれば給与、ボーナスが上がりやすい

人材会社によりますが、目標達成すると給与やボーナスが上がりやすいと思います。

新卒でもボーナスに差がつきました(笑)

他の業界に比べて昇進も早く、入社5年で部長になった先輩もいました。
(大手人材紹介会社です)

ただ、めちゃくちゃ給与やボーナスが良いかと言われると「う~ん」ていうのが前職の印象でしたが。
(そのあたりは本当に人材会社によってまちまちです)

7.自分の転職活動で有利になる

「5.幅広い業界、職務知識が身につく」と少し被りますが、人材紹介のRA(リクルーティングアドバイザー)を経験することで、自分の転職活動が有利になったりします。

人事担当者と日々接することで、

・面接官が面接でどんな質問をするのか?

・面接官は応募者のどんなところをチェックしているのか?

が手に取るように分かったりします。

応募者の面接にRAが同席することもあるので、面接のリアルを疑似経験出来たりしました。

また、求人票の見方もマスターするので、

・他社より福利厚生が充実しているな

・同業界ではこの会社の仕事内容は魅力的だな

といった事も分かるようになります。

8.タイピングが早くなる(笑)

RA(リクルーティングアドバイザー)は例外なくタイピングが早いです。

パソコン作業が非常に多く、タイピングが早くないとやってられないからです。

・面接の日程調整の連絡

・面接合否の連絡

など、1日に何十通もメールを送るため、タイピング能力向上が必須でした。

僕が入社して最初にさせられたのが「ブラインドタッチ」の練習です。

キーボードを見ずに正確にタイピングする能力の事で、タイピングテストで合格しないと業務をさせてもらえませんでした(笑)

新入社員の仕事ですね。

おかげでブラインドタッチという一生ものの能力を手に入れることが出来ました(笑)

おわりに

いかがだったでしょうか?

人材業界の転職エージェントとして働くメリットをお伝えしました。

新卒で人材業界に興味のある方や転職で人材紹介をお考えの方の参考になれば幸いです。

お読みくださり、ありがとうございました。

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