単純作業NG!大学生のバイト選びはスキル(技術)が身につくかどうかで決めてほしい
2017/10/31
目次
その仕事、成長できてる?
こんにちは、元転職エージェントの青年Aです。
本日は大学生のバイト選びのポイントについて僕なりにお話できたらと思います。
結論から言うと”スキル(技術)が身につくバイトを選ぼう!”と言いたいです。
なぜそう言いたいのかをご説明していきますので、よろしくお願い致します。
単純作業は時間の無駄遣い
少し語調を強くしてみましたが、単純作業は人生の時間を無駄遣いしている気がします。
単純作業とはなんでしょうか?
ある辞書にはこう記されています。
【単純作業】
型にはまった仕事や作業。形式ばった作業。ルーチンワーク。マニュアル通りの作業。
これまさに一般的なアルバイトの事ですね。
どの仕事が単純作業なのかは個人の主観によるところが多いと思います。
僕は次のような作業を単純作業だと思っています。
・警備のバイト・飲食店の接客・スーパー・コンビニのレジ打ち・ビルの清掃など。
頭を使わず言われたことを淡々とこなす作業が単純作業だとここでは定義しておきましょう。
もっとも、ここで一つ誤解してほしくないのが「これらの単純作業も、極めればスキル(技術)が身に付くクリエイティブな仕事になり得る」ということです。
世界一清潔な空港と名高い羽田空港の№1ビル清掃員「新津春子」さんが良い例ですね。
ビル清掃 新津春子「プロフェッショナル 仕事の流儀」 https://t.co/PWNkGNCe2M @YouTubeさんから
— のりぴ (@djaysakainoripi) 2017年10月8日
プロフェッショナル仕事の流儀にも出演されていました。
新津春子さんのような例もありますので、上記の仕事を否定しているわけではありません。
これらの仕事も大変重要で社会的意義のある労働であることをお伝えしておきます。
ここで声を大にして言いたいのが、”頭を使わず言われたことを淡々とこなす”仕事をしているとあなたの人生損してますよ、ということです。
時間は有限です。
人生80年とか90年しか生きられません。
せっかく大学生という最も自由で最も楽しい時間を大切に大切に使ってほしいのです。
5つ6つも仕事を変えられるのは、今だけ
アルバイトというのはおもしろいもので、合わなかったら簡単に辞めることができます。
また、合っていても簡単に仕事を辞めることが出来ます。
社会に出て正社員として働くと中々ぽんぽん仕事を変えられません。
これは裏を返すと、大学生の間は色んな仕事を経験できるということです。
これはかなりのメリットです。
日本だけで420万社以上の会社があり、僕らが思っている以上に多種多様な仕事が世の中にはあります。
パン屋さん、塾の講師、WEBデザインなど、自分で探せばいくらでも仕事を経験することが出来るのです。
僕は大学生の時にそういうことを考えていました。
なので、塾の講師やリサイクルショップ、マクドナルドの調理などをどんどん経験していきました。
塾の講師では初対面の生徒さんに親しんでもらって勉強してもらうコミュニケーション術を、リサイクルショップでは冷蔵庫のメンテナンスや洋服の値付けの仕方を、マクドナルドではハンバーガーが作られる仕組みといかにきれいにビーフを焼くかなどを学びました。
1つのアルバイトだけだとこれほどは学べなかったので、本当に貴重な体験が出来たなと思っています。
そして自分がもし大学生に戻れたとしても、また同じように色んなアルバイトを経験するでしょう。
多くのバイトは、一定期間働くと単純作業になってしまう
このように僕は学生時代にアルバイトを転々としていました。
店長には申し訳ないですし、職場が嫌なわけではありませんでした。
転々とした理由はただ1つ。
単純作業となって、スキル(技術)が身に付かなくなったからです。
例えばマクドナルドのキッチン。
始めの1か月くらいは先輩の教えや動きを学ぶのに必死です。
ハンバーガーは60秒以内に作らないといけません。
注文が入るとパンを温め、からしとケチャップをパンに乗せ、その上にピクルスやビーフを置いてすばやく包みます。
揚げ物の上げ方やポテトの塩の振り方など、あらゆるテクニックがあってマクドは成り立っています。
「すげえ~めっちゃ効率的な仕組みだな~」と感心できたのは2か月目からでした。
1か月目はその仕組みを体で覚えるのに必死でした。
そしてどんどんスキル(技術)が身に付いていました。
できなかったこと(マクドのキッチン)ができるようになっていった(バーガーがつくれる、ビーフが焼ける)からです。
マクドに限った話ではありません。
充実感と成長感がありました。
当然です、0から1になったのですから。
しかしそれも1年ほどすると単純作業に変わります。
きれいなバーガーやうまいポテトは頭を使わなくても勝手に作れてしまうようになるのです。
さらなる向上を、と自己流の作り方をすることはできません。
これが大手チェーンであり、ほとんどのバイトの現状です。
決められた仕事ができるレベルになってほしい、そしてその後は余計なことをしてほしくないというのが経営者がバイトに求めることでしょう。
(もちろん、そうではない職場もあります)
大学生の皆さんもそういった実感があるのではないでしょうか?
だから、バイトを変えて新たなスキル(技術)を手に入れ続けた
なので僕はバイトを変え続けたのです。
1つのバイトを長く続けることは素晴らしいことです。
しかし僕はそれを選びませんでした。
僕自身は単純作業を続けることが人生の時間を無駄にしている気がしたからです。
毎日言われたことを頭を使わずこなしていると刺激が足りなかったんです。
世界は広いのに、同じ事ばかりをしていてはちっちゃい人間になりそうだし、就職活動でもアピールしずらいなと思ったのです。
面接官から「アルバイトでは何を学びましたか?」と言われてスーパーのレジ打ちしかしたことがない人は、
大学生:「スーパーのレジ打ちを4年間続けました。レジ打ちなら誰にも負けません」としか言えない気がしたんです。
あくまで1つの考え方だとは思いますが、せっかくの人生です。
スキル(技術)が身に付くバイトを探すのが良いと僕は思います。
スキル(技術)が身に付くのはどんな仕事か?
どんな仕事でも身に付きます。
先ほども書いたように、最初は知らないことばかりですから。
以下に紹介するサイトをぱらぱらと見ていて少しでも興味のありそうなところを応募すれば良いと僕は思います。
どれも信頼できる人気サイトです。
僕のやり方をされるのであれば、こういったサイトで色々な仕事を知って応募していけば良いでしょう。
おわりに
「バイトダルい~」と言ってる学生を見ると悲しい気持ちになります。
「なぜ人は仕事をするのか?~一生分のお金があれば、人は働かないのか?~」でも書いていますが、仕事は悪者ではありません。
ではなぜ「友達と遊ぶのは楽しい~」でも「バイトはダルい~」となるのでしょうか?
それは、つまらないからです。
これが1つの理由でしょう。
ではなぜつまらないか?
それは、単純作業だからです。
同じことをずっとやってるとそりゃつまらないですよね。
バイトはやく終わらないかな~と時計ばかり見てしまうのもうなづけます。
僕にもそういう時期がありました。
だから(バイトを色々)変えました。
時間を無駄にしないように。
ワクワクした生活を送るために。
アルバイトという仕組み自体はメリットもあります。
(うつの復職はアルバイトから始めてみては?おすすめ求人サイトとバイトをすすめる7つの理由)
そこをうまく使って、より良い大学生活を送っていただけたらと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
青年A