うつ、顎関節症を治そう

~患者(私)の体験記と克服法について~

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負のスパイラル、力量不足の医院、悪徳医院

      2017/10/03

荒れ狂う体調

その歯科医院長が入院されている間は地獄でした。
歯科医院長が入院、調整されないマウスピース(スプリント)

砕けたマウスピース(スプリント)を調整してくれる医院はないものかと東京の医院を探しました。

ある大学病院に行きました。

そこでは、近年マウスピース(スプリント)治療はしていないようで、一応応急処置でマウスピース(スプリント)を治しますと、レジンをマウスピース(スプリント)に乗せてました。

しかし僕の体に合ったものではなく、肩こりがひどくなる、顔周りの筋肉の緊張が強くなるなど、かえって体調が悪化しました。

また、メディアにも出ていらっしゃる歯科医院の方にも診てもらいました。

その方は、咬合治療の世界的権威?の方らしく、診察だけで3万程かかった記憶があります。
【顎関節症の問診】噛み合わせ治療やマウスピースで身体の不調が良くなるという科学的根拠はゼロ!

また診察は5分くらいで、診察時に僕に腕を横に水平に広げるよう指示し、その腕を先生が押し下げます。

すると、よれっと力なく下に腕が下がります。

次に、先生が細い棒を取り出し、それを支持されたところで咬むように言われます。

今度はその状態で腕を押し下げられますが、ビクともしません。

そして、「顎ずれが起こっているため不定愁訴が出ている」「顎を治せば良くなる」といったことを言われ、僕の話をよく聞かず診察終了。

診察の後、助手の女性の方が、その権威?の先生のマウスピース(スプリント)の素晴らしさを語り、これで治ると言って高額な金額を要求しました。

権威?の先生と助手の高圧的な雰囲気と物言いが気に入らず、マウスピース(スプリント)は買いませんでした。

後から聞いた話ですが、この先生は相当数の訴訟を抱えているとのこと。

高額マウスピース(スプリント)治療を受けたが良くならず、かえって悪化した人が多いのでしょう。

メディアに出演していたり、書籍を発行していたり、HPで「顎関節症で不定愁訴が引き起こされる」「顎ズレは万病の元」のような記事があると、人は信じやすいのかもしれません。

ましてやドクターの話だとなおさらですね。
顎ずれを気にしすぎないで!病気になんて、ならないから。

インターネットの記事も読みまくりました。

「顎関節症 自律神経失調症」「顎関節症 うつ」「噛み合わせ 医院 東京」「顎関節症 マウスピース(スプリント)」など、どれだけ検索したかわかりません。

社内のトイレでも検索していました。

今考えると異常です。

異常とわかっていても止められないのです。

どの情報が正しいのか、

他に医院はないのか‥

検索し続けないと気が済まなかったのです。

まさに負のスパイラルにはまっていたのです。

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